先月はシアター・イメージフォーラムでの、アラン・ロブ=グリエ監督作品6本の特集上映を全て見てくることができた。地方の貧困層にとって映画を見に行くというのは一財産飛ぶ大ごとなので滅多にしないのだが、最初の「エデン、その後」で、これは全部見なければと覚悟した。
高岡修『詩集 原始の人』は著者から寄贈を受けました。記して感謝します。
谷崎潤一郎『人魚の嘆き・魔術師』中公文庫・1978年
《むかしむかし、まだ愛親覚羅氏の王朝が六月の牡丹のように栄え耀いていた時分――南京の貴公子の人魚への讃嘆。
また魔術師に魅せられて半羊神と化す妖しい世界――》
小山裕久『日本料理神髄』河出文庫・2006年
《日本料理とは何だろうか―。若い料理人志望者に向けて語りかける体裁を採りながら、稀代の料理人が日本料理の本質を明快に説いていく。日本料理ファンも納得の、日本料理を心底楽しむコツも満載。料理を楽しむことの第一歩は、まずその仕組みを考えることだった! 読めば目から鱗が落ちてゆく名エッセイ。》
赤瀬川原平『我輩は施主である』中公文庫・2001年
《屋根にニラの花咲く奇想天外なオリジナル住宅〈ニラハウス〉、その建設の顚末やいかに!? 土地探し、設計、地鎮祭、材木の切り出し、はてはニラの植え込みまで、個性派住宅完成までの道のりをつぶさにつづる、施主A瀬川源左衛門の体験的超物件小説。》
小尾信彌・半村良『宇宙との対話―現代宇宙論講義』朝日出版社・1979年
渡辺格・小松左京『生命をあずける―分子生物学講義』朝日出版社・1979年
川崎長太郎『幾歳月』中央公論社・1973年
《癒しえぬ孤独の翳をひきずる人びとの魂のうたを、冷徹な筆致で綴る川崎文学の近作短篇集!》
収録作品=埴輪の目/幾歳月/島へ/一夜の宿/徳田秋声の周囲
川崎長太郎『つゆ草』文藝春秋・1977年
《一貫不惑私小説一筋に歩み続け、本年度菊池寛賞を受賞した著者が、実体験に基づきつつ独自の世界を拓いた八短篇を収めた、最新作品集。》
《私の「私小説」も年期は這入っていた。
徳田秋声先生の推輓により、大正十四年二月号の『新小説』へ紹介された処女作「無題」から、これまで五十余年間書き続けてきた勘定になる。
この短篇集は、「尾崎一雄」の一篇を除き、すべて自分の体験にもとづいた私なりの「私小説」で、執筆した時日は前後するが、三十代から七十代にわたり、年代順に置いてみた。――著者あとがき――》
収録作品=ある娼婦の独白/つゆ草/花火/夕雲/結婚/ふっつ・とみうら/墓まいり/尾崎一雄 小説的人物論
川崎長太郎『淡雪』新潮社・1980年
《若い小田原芸者に寄せる中年の男の切ない想い…
あてのない愛憎の日々を歩む男と女の悲哀と孤独を包む透明なエロスの世界》
《はたちを過ぎたばかりの若い小田原芸者の眼に映る「裏ぶれた中年男」の人生――。毒にも薬にもならないと思いつつ続ける忘れがたいゆきずりの交りの末に、二度と出逢うこともなくなった男を思い出しながら語る「淡雪」「月夜」「浮雲」の三部作。
晩年の余生をヒロポン中毒によって削り取られてゆく旧友の“生”を凝視する「ある男」等、孤独のうちに方丈の暮しを生き、人間のあるがままの姿を描き続けてきた著者の最新短篇を九篇収録。》
収録作品=淡雪/月夜/浮雲/ある生涯/ある男/亡友/海に近い家/独語/一泊旅行
栗城偲『可愛くて、どうしよう?』プラチナ文庫・2013年
《世界一可愛い! そう断言できるほど、宇雪は幼馴染みの嵐のことが可愛くてならない。恋心を自覚してはいたが、無邪気にくっついてくる彼に避けられるのが怖くて、気持ちを抑え込んでいた。なのに、庇護すべき存在だと思っていた嵐が、いつの間にか自分から離れて進路を定めていると知りショックを受ける。おまけにキスされ触られて、嵐の思わぬ男らしさに怯えて泣いてしまい……。》
土門拳『土門拳 写真論集』ちくま学芸文庫・2016年
《戦後日本を代表する写真家、土門拳(1909‐90)の書いた文章を一冊に精選。第1部ではカメラ雑誌で行われていた写真コンテストの月例選評を、第2部では写真に関する評論・エッセイ24篇を収録。土門が提唱し続けたこと、それは対象をありのままに捉える「モチーフとカメラの直結」、そして「絶対非演出」。その思想は哲学的ですらある。アマチュアたちと全力で向き合い、日本の写真史に多大な足跡を残した巨匠のテクニックをあますところなく伝えるアンソロジー。文庫オリジナル。》
司馬遼太郎『街道をゆく18―越前の諸道』朝日文庫・2008年
《駆け出しの新聞記者として福井地震の惨状を取材した著者にとって、越前は強烈な記憶の場所だった。九頭竜川の育てた肥沃な平野を往来しつつ、永平寺の隆盛と道元の思想を思い、「僧兵八千」を誇りながら越前門徒の一揆にもろくも敗れた平泉寺の盛衰を考える。平泉寺の菩提林で、十余年前に訪れたときと同じ老人に偶然再会する不思議な場面は、そのまま一編の小説になっている。》
ヴァルター・ベンヤミン『パリ論/ボードレール論集成』ちくま学芸文庫・2015年
《ドイツを代表する知性ベンヤミンが見つめたパリには19世紀の“原史”(Urgeschichte)が埋め込まれていた。ボードレールの詩行、パサージュ/駅舎/エッフェル塔などの鉄骨建築、万国博覧会、ブルジョワジーの住居、人間・事物の商品というありよう―そこから、ベンヤミンが読みとったヨーロッパ近代の真の姿とは?『パサージュ論』を準備するなかで遺された膨大な草稿群からベンヤミンの哲学的・芸術的思索の核を秘めた論考を集成し、パサージュをはじめ当時の貴重な図版を収録。パリをめぐる諸論考および覚書を比較することで、主著への思考の軌跡が明らかになる。》
谷崎潤一郎『鍵』中公文庫・1973年
《妻の肉体に死をすら打ち込む男と、死に至るまで誘惑することを貞節と考える妻。性の悦楽と恐怖を限界点まで追求した問題の長篇。〈解説〉綱淵謙錠》
坂本勉『イスラーム巡礼』岩波新書・2000年
《イスラーム太陰暦の一二月、メッカの聖域をめざして世界各地から巡礼者たちが集まってくる。遠く七世紀に始まるこの儀礼は、イスラーム世界全域に渡るヒト・モノ・情報のネットワークによって支えられてきた。儀礼の実際を紹介しながら、国境の枠を越えて広がるイスラーム世界の構造を、ネットワークの重なりを手がかりに解明していく。 》
松本清張『強き蟻』文春文庫・1974年
《沢田伊佐子は三十歳も年上の会社重役と結婚した。それぱ遺産を手に入れようという打算の上に成り立っていたが、また彼女のまわりには、欲望に身を焼かれて、蟻のようにうごめきまわる人物たちがいる。それらの男女が入り乱れ、欲望のままに犯罪を構成してゆくサスペンスがこの小説の面白さである。 解説・権田萬治》
アラン・ロブ=グリエ『もどってきた鏡』水声社・2018年
《自伝か、フィクションか?
幼少期の思い出から、デビュー作『消しゴム』執筆時、作家になってからの講演旅行まで、さまざまな自伝的回想と幻想的なフィクションの織り交ぜられた、知られざるロブ=グリエの世界!
ヌーヴォーロマンの旗手であり、実験的な文学を世に出してきた作家による自伝でありながら、自らの作品について文学観を赤裸々に語る、ロブ=グリエ自身によるロブ=グリエ。》
中村真一郎『自鳴鐘』新潮社・1958年
《喜びも悲しみもない、灰色の人生から脱れようとして、情事におぼれ、絶望に落ちた夫婦の悲劇! 独特のスタイルで描く野心的書下ろし長篇小説!》
《著者の言葉――現代の日本の社会は、一定の目標を失い、従ってぼくらの生活を規制する道徳もなくなっている。……そういう現代の人間の空しい自由の生活を、ぼくはこの小説のなかで描こうとした。もし救いを提出できなくとも、最も切実な事実を、純粋状態にまで抽出して示すことが、文学者の使命ではないかと思ったからである。》
ジェフリー・アーチャー『十二本の毒矢』新潮文庫・1987年
《冴えない初老のビジネスマンの、判で押したように繰り返す毎日の生活の中に、突如として割り込んだ一大椿事を描き、そのおちに気付いた時、読者を抱腹絶倒させずにはおかない「破られた習慣」など12編。技巧を凝らしたおちのあるもの、さりげない筆致でしみじみとした読後感を抱かせるものと、さまざまなタイプをイギリスの伝統的な短編小説の手法で語る、著者の唯一の短編集。》
収録作品=中国の彫像/昼食/クーデター/最初の奇蹟/パーフェクト・ジェントルマン/ワンナイト・スタンド/センチュリー/破られた習慣/ヘンリーの挫折/信念の問題/ハンガリーの教授/ある愛の歴史
夢野さり『霊感ラブヴァージョン』白泉社花丸文庫・2002年
《御影光希は大の怖がりなのに、有名な霊能者の祖父の血を受け継ぎ、霊を視ることができる。彼の幼なじみはホラー大好きの鷹林信護。強引な信護に振り回されてついエッチに耽ってしまう光希だった。そんなある日、憧れの羽山先輩の様子がおかしくなってしまう。どうやら霊に取り憑かれた? 視ることはできても除霊はできない光希。祖父は九州まで出かけていて頼りにならない……。いったいどうなる!?》
佐藤文香『そんなことよりキスだった』左右社・2018年
《笑える。切ない。少しヘン!?下心満載!言葉遊びを少々加えた恋愛小説30景!!
メガネで天パー。前向きで目立ちたがりな佐藤さんは、恋しかしてこなかった。
パワフルにあたって砕け、幾重もの恋がめぐる。
1995年神戸からはじまる新しい恋愛のかたち。
さまざまなジャンルとのコラボレーションするなど現代俳句に新しい風を吹き込んできた
短詩界のエース佐藤文香の個性が爆発!》
収録作品=花火/高木くんは年下/月の人/デパ地下の岡本くん/水野さんの青い車/女の子/ヒロくんへ アイより/ピアットにパクさん/ミツルくんと芭蕉/あなた/光太郎/学園都市/ラブホで羊羹/エッチな話は/ぢんわさん/気分自体/世界のヤヤ/がぶり寄りではない/はつゆめ/小森さんでいいのか/鈴鹿さんと結婚すれば/さとるくん/ボンバー時代/三ツ重/高校デビュー/屋上への階段/iモードメール/大街道から自転車で/龍/小泉くんが気になる
横田順彌『ヨコジュンのショート博覧会』徳間文庫・1987年
《典型的な短篇型のもの書きであるぼくの作品の中でも、ことに短いものばかりを集めてあります。長いものでも四百字詰原稿用紙二十枚強、短い作品では四、五枚などという超ミニ・ストーリーのオンパレードです。あらためて読みなおし、われながら、よくもまあ、この短さで小説が書けたものだと半ばびっくりし、半ば感心しているしだいです(あとがき)。シリアス、ハチャハチャとり混ぜて三十七篇、乱れ射ち!》
収録作品=靖国神社にて/老人の仕事/汚れた英雄/ロボットたちの時代/育児相談/ノンエネ冷房法/スーパー・フルーツ/奈真津博士の偉大な計画/原爆機東へ/真説創世記/地球は青かった/大異変/時間採水計画/幽霊製造機/あるテスト/発明奇譚/この宇宙のどこかに/若者たち/病原菌根絶/地獄/花の惑星/まちがい電話/丘の上で……/反世界へ行った男/ブラックホール/人面疽/頭の中の美人/大宇宙の謎/取引き/息子よ……/宇宙からきた女性/ある朝、突然に……/タイム・クローン計画/タイム・クローン計画 パート2/不可解な接触/最後のひとびと/かたつむり
半藤一利『指揮官と参謀―コンビの研究』文春文庫・1992年
《太平洋戦争敗北の背景には、新しい組織論の欠如があった。英雄が歴史を作り出す時代は終わり、現代の組織においては、「際立った個人」より、総合的戦略としてのリーダー・シップが必要とされている。日本軍における指揮官と参謀の組合せ13例から組織内におけるコンビネーションの重要性を学ぶ―。新時代の経営者、必読の書。》
越後島研一『ル・コルビュジエを見る―20世紀最高の建築家、創造の軌跡』中公新書・2007年
《ル・コルビュジエのお洒落で格好いいイメージは、建築専門誌以外でも特集記事が組まれることが多く、広く知られている。いったい、彼の建築のどこが人々を魅了するのか。本書は、彼が遺した膨大な作品群の中から初期のサヴォワ邸と後期のロンシャン教会堂という「世紀の名作」を軸として、この二つの建築物の新しさ・美しさはどこにあるのかを解き明かしつつ、一人の建築家の足跡と、日本の建築家に与えた影響を探る。》
クリスティ『ゴルフ場殺人事件』新潮文庫・1984年
《大富豪からの助けを求める手紙を受けとったポワロは、現地へ赴いたが、手紙の主はすでに死体となっていた。夫人によれば、前夜覆面の男たちに連れ出されたという。凶器は息子が造らせたペーパーナイフと判明したが、何者かに盗み出され、さらに同じ凶器で殺された刺殺死体が発見された。深まる一方の謎の中、ポワロはパリ警視庁のジローと腕を競う。著者最大の成功作の一つである。》
クリスティ『マダム・ジゼル殺人事件』新潮文庫・1990年
《マダム・ジゼルは死んでいた……。パリからロンドンへ向かう定期旅客便プロミシュース号の後部客席で、なぜか蜂が機内を飛び回った後しばらくして、死体が発見されたのだ。推理作家や伯爵夫人、考古学者父子らと乗り合わせていたポアロが捜査を開始した。魅力的な若い娘ジェインの恋愛は事件に絡んでどう展開するのだろうか? 飛行機内という完全密室の謎にポアロの推理が挑む。》
S・モーム『手紙』角川文庫・1956年
《「手紙」は作者の短篇小説のうちで最も優れ、また有名な作品である。十中九まで正当防衛とみられた殺人事件が1通の手紙の発見によって新局面が展開されるが、結局1万ドルでそれを買い戻し、事件は闇へ葬られる。登場するレズリーと呼ぶ美貌の女の恐ろしい罪は、作者が小説構成を組立てる計算から生まれている。》
収録作品=手紙/環境の力
青野聰『母と子の契約』河出文庫・1981年
《母は羊が二歳のときに死んだ。そして小学校二年生になった羊の前に新しい“おかあさん”が現われる。姉と兄と羊は、“おかあさん”が田舎での療養中に、父が愛人に産ませた子供だった。十数年間にわたって夫に裏切られた女とその果実である愛人の子供との生活がはじまる……。みずからの生い立ちを素材に、血の繋がりのない母と子を。“母と子”に昇華させた芥川賞作家の感動のデビュー作。》
島田一男『虹の背景』徳間文庫・1988年
《新京都日報の東京通信部記者、加藤道太郎は京都本社からの帰途、同僚の江藤、百根と熱海で落ち合い、混浴を売り物にする温泉ホテルへ行った。下心たっぷりの三人は、岩風呂へ――。が、三人が見たモノは“裸体のマヤ”の格好で殺害された顔見知りのホステスだった。三人は熱海署の刑事部長に彼女の身元を知らせず独自の捜査を展開。団体客の美人美容学院長・玉木潤子をマークする。好評、銀座特信局シリーズ!!》
福本和也『謎の航空写真』角川文庫・1982年
《ピラミッドや秦の姑皇帝の墓を凌ぐ世界最大の墳墓仁徳陵。それより大きな古墳が、なんと山梨県大月市の山中で発見された! 東アジア航測の水田、米沢のコンビが山林撮影で撮った空中写真に、それは雄大な姿を見せていた。
航空測量の権威西野博士によれば、この古墳は四世紀のもので、その頃の関東にそれはどの大権力者がいたとすれば、歴史的大発見であるという。早速、調査に乗り出した西野博士に、水田は同行を申し入れた。消息を絶った波の恋人の実家が目的地の近くにあったからだ。だが、その前途には、戦慄すべき事件が待ち受けていた……。
錯綜する謎。財宝探しのサスペンスを盛り込んだ傑作航空伝奇ミステリー!》
岩城宏之『フィルハーモニーの風景』岩波新書・1990年
《ウィーン・フィルやベルリン・フィルの素晴らしい音色は、楽員たちのどんな苦心によって磨かれ、華やかなコンサートの舞台裏では、どんな人たちがそれを支えているのか。日本を代表する指揮者として第一級のオーケストラの素顔を見てきた著者が、『楽譜の風景』に続き、興味深いエピソードをまじえつつ、その表情を軽妙な筆致で描き出す。》
小松左京『流れる女』文春文庫・1979年
《おゆきさん――あと数年で還暦という私が年甲斐もなく“深間”にはまったその女性と、とうとう再婚の決意をした同じ日に、八十に手の届く義父と私の長男も結婚すると宣言した。おゆきさんを訪ねて私の見たものは……表題作ほか変幻自在の発想で描く「小夜時雨」「鷺娘」「蚊帳の外」「行きずり」「戻橋」「無口な女」を収録。解説・山尾悠子》
収録作品=小夜時雨(たぬき)/鷺娘/蚊帳の外/行きずり/戻橋/流れる女/無口な女
日野啓三『夢の島』講談社・1985年(芸術選奨)
《巨大な都市のゴミの捨て場所―夢の島。バイクを疾駆させ、主人公を惹きつける若い女。ゴミの集積地が、“魅惑の場所”に鮮かに逆転する―時代の最尖端での光芒を放つ、日野文学の最高傑作。芸術選奨受賞作。》
田中光二『大いなる魚影』徳間文庫・1990年
《英米ミステリーの翻訳家・立川尚介は、銀婚旅行でインド洋の楽園モーリシャスを訪れた。スポーツ・フィッシングの王者といわれるマーリン(カジキマグロ)釣りに挑み、男としての生の衝動をとりもどすのが目的だ。が、二日間何の手ごたえも得られない立川を冷やかに見下し、テニスやゴルフに興じる妻・操との絆は次第に薄れていった。翌日、立川は再び海に出た……!?
表題作他、七篇の佳品を収録。》
収録作品=島へ/青い海、白い夢/拳銃の詩/鳥人たちの山/牙と光/男の世界/毛のない羊/大いなる魚影
高岡修『詩集 原始の人』ジャプラン・2018年
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