「連衆」(編集:谷口慎也)No.68(2014年6月)から。
珍しいやり方というか、毎回ゲストが巻頭言を書いているようで、今回は宮崎直樹。
評論に、高橋修宏による男波弘志句集『瀉瓶』評、谷口慎也による「池田澄子小論①」あり。
野は無人きのふ冬日が差しました 柿本多映(招待作品)
朧夜の美僧は水の気配して
鶏卵のなか放射性西日なり 高橋修宏(特別作品)
月の海なべて鯨の墓標なり
母逝くや画集閉ぢても開いても 男波弘志(特別作品)
画集より出てゆく巨船 緑雨の火事
凡そ天下にセシウムのこと天の川 谷口慎也
皇帝ペンギンわたしたちは妻である 鍬塚聰子
美しい数式次から次へ羽化 羽村美和子
初夢の鈍器のやうな仏蘭西麺麭 夏木 久
更衣ヴィヴァルディからピアソラに 小柳カツジ
白椿 ウルグアイあたりで落馬して 情野千里(川柳)
薔薇園にふとキリストの血の匂い 神田カナン(川柳)
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Depeche Mode Live ACL Pro-Shot 2013.10.11 Austin City Limits, Austin, TX, USA
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