先日ツイッターで「#福武文庫ベスト5」というタグができたのだが、多くの良書を出していたこの文庫、何が出ていたのか一覧できる資料がほとんどない（海外文学に限ったリストはネット上にあったが）。
だいぶ前に97年版の「福武文庫解説目録」が部屋から出てきたのを自分で全点打ち込み、某所に上げたことがあったのを思い出したので、こちらにも再掲しておく。
97年というと、既に社名が「福武書店」から「ベネッセ・コーポレーション」に変えられており、福武文庫の消滅も間近でかなりの部分が品切れ・絶版。どうでもいい本の比率も増えている。
絶版本のうち、わかるものは「※」を付けて幾つか補足したが、到底穴が埋まらない。フォークナーもプルーストもこの時点で絶版になっている。また、この目録が出た後に出版されたものも当然ある。
さらに今回ブログに移すのに幾つか追加してみて気がついたが、恐ろしいことには「お0101」「た0901」等、幾つかの番号がダブっている。
絶版本を欠番にせず、別の本に同じナンバーをふってしまっていたのだろうか。
あ0101 青野 聰 猫っ毛時代／鳥人伝説
あ0102 青野 聰 太陽の便り鼻から昇る
あ0103 青野 聰 人間のいとなみ（芸術選奨）
あ0401 阿刀田高選 恐怖の森
あ0402 阿刀田高選 恐怖の旅
あ0403 阿刀田高選 恐怖の花
あ0601 赤瀬川原平選 全日本貧乏物語
あ0701 荒俣 宏選 異彩天才伝――東西奇人尽し
あ0801 青木正美 古本屋四十年
あ0901 飛鳥井雅道 坂本龍馬――幕末の自由精神
あ1001 阿部 昭 未成年と１２の短篇
い0301 井伏鱒二 鞆ノ津茶会記
い0302 井伏鱒二 文士の風貌
い0401 色川武大 虫喰仙次
い0402 色川武大 狂人日記（読売文学賞）
い0501 今江祥智・山下明生編 現代童話１
い0502 今江祥智・山下明生編 現代童話２
い0503 今江祥智・山下明生編 現代童話３
い0504 今江祥智・山下明生編 現代童話４
い0505 今江祥智・山下明生編 現代童話５
い0506 今江祥智 さよなら、ピーターパン
い0601 泉 麻人選 おすもうさんのおしり
い0701 石和 鷹 野分酒場（泉鏡花賞）
う0101 内田百閒 新・大貧帳
う0102 内田百閒 間抜けの実在に関する文献
う0103 内田百閒 百鬼園先生言行録
う0104 内田百閒 先生根性
う0105 内田百閒 長春香
う0106 内田百閒 サラサーテの盤
う0107 内田百閒 春雪記
う0108 内田百閒 タンタルス
う0109 内田百閒 幼年時代
う0110 内田百閒 古里を思う
う0111 内田百閒 第一阿房列車
う0112 内田百閒 第二阿房列車
う0113 内田百閒 第三阿房列車
う0114 内田百閒 贋作吾輩は猫である
う0115 内田百閒 新方丈記
う0116 内田百閒 居候匆々
う0117 内田百閒 百閒座談
う0118 内田百閒 百鬼園日記帖
う0119 内田百閒 新編ノラや
う0120 内田百閒 まあだかい
う0121 内田百閒 阿呆の鳥飼
う0122 内田百閒 出船の記
う0123 内田百閒 青葉しげれる
う0124 内田百閒 ものづくし
う0125 内田百閒 冥途
う0126 内田百閒 旅順入城式
う0127 内田百閒 百鬼園随筆
う0128 内田百閒 続 百鬼園随筆
う0129 内田百閒 王様の背中
う1001 牛島秀彦 巨人軍を憎んだ男 Ｖ・スタルヒンと日本野球
う1101 内田春菊選 ブキミな人びと
う1201 植島啓司 恋愛のディスクール
う1202 植島啓司 男が女になる病気 医学の人類学的構造についての三〇の断片
え0101 江國 滋選 手紙読本
え0601 遠藤周作 作家の日記 1950･6～1952･8
お0101 大原富枝 地上を旅する者 ※
お0101 逢坂 剛選 スペイン読本
お0201 長部日出雄 未完反語派
お0301 大河内昭爾選 アンチ・グルメ読本
お0401 越智道雄選 オーストラリア読本
お0601 小澤俊夫 昔ばなしとは何か
お1001 小川洋子 完璧な病室（海燕新人賞）
お1002 小川洋子 冷めない紅茶
お1003 小川洋子 余白の愛
お1101 大林辰蔵 宇宙に夢中
お1201 尾辻克彦選 不思議の国の広告
お1301 荻野アンナ 私の愛読書
お1401 小笠原京 瑠璃菊の女 旗本絵師描留帳
お1501 落合恵子 水の時間風の休日
か0201 笠原 淳 杢二の世界（芥川賞）
か0301 樺山紘一 ルネサンス周航 ※
か0401 金井美恵子 文章教室
か0401 金井美恵子 あかるい部屋のなかで
か0601 柄谷行人 批評とポスト・モダン
か1101 神沢利子 銀のほのおの国
か1301 加藤治子 ひとりのおんな
き0501 紀田順一郎 新版古書街を歩く
き0601 北上次郎選 海を渡った日本人
き0701 菊池 仁編 人情交差点 橋ものがたり 時代小説ベスト・アンソロジー第1巻
き0702 菊池 仁編 仕留め技捕物帳 捕物界の異能者たち 時代小説ベスト・アンソロジー第2巻
き0703 菊池 仁編 江戸職業事情(一) 時代小説ベスト・アンソロジー第3巻
き0704 菊池 仁編 江戸職業事情(二) 時代小説ベスト・アンソロジー第4巻
き0705 菊池 仁編 大江戸ホラーコレクション 時代小説ベスト・アンソロジー第5巻
き0706 菊池 仁編 奇妙・絶妙・秘剣列伝 時代小説ベスト・アンソロジー第6巻
き0707 菊池 仁編 幕藩リストラ事情 時代小説ベスト・アンソロジー第7巻
き0708 菊池 仁編 叛逆の系譜 時代小説ベスト・アンソロジー第8巻
き0801 桐生 操 王妃カトリーヌ・ド・メディチ
き0802 桐生 操 王妃マルグリット
き0803 桐生 操 世界ミセテリー・ツアー
き0804 桐生 操 血ぬられた法王一族
き0805 桐生 操 皇女アナスタシアは生きていたか 歴史の闇に葬られた５人の謎をめぐって
き0806 桐生 操 あぶない世界史１ 〈創世記～古代ローマ篇〉
き0807 桐生 操 あぶない世界史２ 〈中世ルネサンス篇〉
き0808 桐生 操 あぶない世界史３ 〈絶対君主制～市民革命篇〉
き1101 清岡卓之 大連港で
き1201 木村治美 女の流儀 暮らしの作法
き1202 木村治美 心をこめて家族の時間
き1301 木村尚三郎/外山滋比古/村山吉廣 名言の内側 歴史の発想に学ぶ
く0102 草柳大蔵 あなたの「死にがい」は何ですか？
く0103 草柳大蔵 なぜ、一流品なのか 読むオシャレ・24章
く0301 黒井千次 たまらん坂―武蔵野短篇集―
く0401 黒澤 明 黒澤明語る
く0601 熊井明子 花の詩集
こ0101 小林恭二 電話男
こ0102 小林恭二 小説伝
こ0103 小林恭二 俳句とはなにか
こ0104 小林恭二 ゼウスガーデン衰亡史
こ0105 小林恭二 荒野論
こ0106 小林恭二 瓶の中の旅愁 小説の特異点をめぐるマカロニ法師の巡礼記
こ0301 後藤明生 行方不明
こ0301 後藤明生 笑いの方法 あるいはニコライ・ゴーゴリ（池田健太郎賞）
こ0401 小松和彦 新編・鬼の玉手箱 外部性の民俗学
こ0402 小松和彦 神々の精神史
さ0601 三枝和子 小説清少納言「諾子の恋」
さ0602 三枝和子 小説かげろうの日記「道綱母・寧子の恋」
さ0603 三枝和子 小説紫式部「香子の恋」
さ0604 三枝和子 小説和泉式部「許子の恋」
さ0605 三枝和子 小野小町「吉子の恋」
さ0701 佐野洋子 わたしが妹だったとき／こども
さ0801 佐伯一麦 ショート・サーキット（野間文芸新人賞）
し0101 島田雅彦 優しいサヨクのための嬉遊曲
し0102 島田雅彦 亡命旅行者は叫び呟く
し0103 島田雅彦 夢遊王国のための音楽（野間文芸新人賞）
し0104 島田雅彦 天国が降ってくる
し0201 澁澤龍彦 犬狼都市（キュノポリス）
し0202 澁澤龍彦 偏愛的作家論
し0203 澁澤龍彦 マルジナリア
し0204 澁澤龍彦 うつろ舟
し0205 澁澤龍彦 エピクロスの肋骨
し0401 清水きん 夫山本周五郎
し0501 渋谷陽一選 ロック読本
し0901 城 市郎 発禁本
し0902 城 市郎 続・発禁本
し1001 庄野潤三 ザボンの花
し1101 松榮堂広報室編 香りの手帖
し1301 清水義範 シナプスの入江
し1302 清水義範 催眠術師
し1401 新宮正春 武蔵を仆した男
し1402 新宮正春 江戸城炎上
し1403 新宮正春 芭蕉庵捕物帳
し1501 島村洋子 誘惑術
せ0201 瀬戸内晴美 ぱんたらい
せ0202 瀬戸内寂聴・永田洋子 瀬戸内寂聴・永田洋子往復書簡
た0101 玉貫 寛 潮の道草
た0201 立松和平 今も時だ／ブリキの北回帰線
た0202 立松和平 太陽の王
た0203 立松和平 地球派読本
た0301 辰野 隆 フランス革命夜話
た0401 竹西寛子 ひとつとや
た0402 竹西寛子 続ひとつとや
た0501 竹田青嗣選 はやりうた読本―ひばりからサザンまで―
た0601 高橋健二 ケストナーの生涯
た0701 高橋源一郎 文学がこんなにわかっていいかしら
た0801 田中克彦 ことばの自由をもとめて
た0901 俵 万智選 くだものだもの
た0901 俵 万智 ひまわりの日々 ※
た1001 竹野雅人 山田さん日記
た1101 高見恭子 クール オア ムーン
ち0301 筑紫哲也選 日本日記―外国人が見た日本―
つ0101 筒井康隆選 人間みな病気
つ0201 辻 邦生 睡蓮の午後
と0101 外山滋比古 赤い風船
と0103 外山滋比古 空気の教育
と0401 常盤新平選 競馬を読もう
と0801 戸部新十郎ほか 日本剣豪列伝１
と0802 村上元三ほか 日本剣豪列伝２
と0803 綱淵謙錠ほか 日本剣豪列伝３
と0901 藤堂志津子ほか 誘惑の十六幕
な0201 中野美代子 孫悟空の誕生 サルの民話学と「西遊記」
な0202 中野美代子 カニバリズム論
な0203 中野美代子 西遊記の秘密 タオと煉丹術のシンボリズム
な0301 夏堀正元 変らぬ街
な0401 波平恵美子 脳死・臓器移植・がん告知 死と医療の人類学
な0601 中村武志 女房のヤキモチ
な0701 夏目房之介編 トイレの穴
な0702 夏目房之介編 眠らせろ！
な0801 南原幹雄 天下の旗に叛いて
な0802 南原幹雄 覇者の決まる日
な0803 南原幹雄 寛永風雲録
な0804 南原幹雄 新撰組探偵方
に0202 西江雅之 旅人からの便り ※
に0301 西村玲子 玲子さんの季節のあこがれ リビングノート
に0302 西村玲子 玲子さんのアイディア・マーケット
に0303 西村玲子 玲子さんの簡単おしゃリメイク
に0304 西村玲子 玲子さんのファブリックおしゃれノート
に0305 西村玲子 玲子さんのおしゃれ上手 生き方上手
に0306 西村玲子 玲子さんのおしゃれ自由自在
に0401 丹羽基二 姓氏の由来ものしり事典
ぬ0101 沼田陽一 愛しき犬たちの物語
の0101 野坂昭如 乱離骨灰鬼胎草
の0201 野中 柊 アンダーソン家のヨメ
の0202 野中 柊 チョコレート・オーガズム
の0203 野中 柊 グリーン・クリスマス
は0101 蓮實重彦 夏目漱石論
は0301 長谷川恒男 山に向かいて
は0601 原田宗典選 バイトの達人
は0701 萩本欽一 「笑」ほど素敵な商売はない
ひ0101 干刈あがた ウホッホ探検隊
ひ0102 干刈あがた しずかにわたすこがねのゆびわ
ひ0301 日野啓三 天窓のあるガレージ
ふ0101 藤井康男 文科系理科の時代
ふ0301 古井由吉 夜の香り
ふ0302 古井由吉 槿（谷崎賞）
ふ0303 古井由吉 眉雨（川端賞）
ふ0304 古井由吉 招魂としての表現
ほ0301 堀江謙一 太平洋ひとりぼっち
ま0101 増田みず子 麦笛
ま0102 増田みず子 ふたつの春
ま0103 増田みず子 自殺志願
ま0104 増田みず子 シングル・セル（泉鏡花賞）
ま0501 丸谷才一 鳥の歌
ま0601 松居 直 絵本・物語るよろこび
ま0801 牧野信一 バラルダ物語
ま1101 松村栄子 ぼくはかぐや姫
ま1102 松村栄子 至高聖所（アバトーン）（芥川賞）
み0104 水上 勉 私版 京都図絵
み0105 水上 勉 秋夜
み0201 三浦哲郎 蟹屋の土産
み0501 三浦雅士 メランコリーの水脈（サントリー学芸賞）
み0601 三浦清宏 長男の出家（芥川賞）
む0101 村松友視 悲劇のように
む0102 村松友視選 上海読本
む0201 室田 武 水土の経済学
も0101 森 敦 わが青春わが放浪
も0201 森内俊雄 夢のはじまり
も0501 森岡正博 脳死の人 生命学の視点から
も0601 森 毅 ボクの京大物語
も0701 盛川 宏 食いしん坊釣り日記
や0101 安岡章太郎 小説家の小説家論
や0102 安岡章太郎 人生の隣
や0103 安岡章太郎 酒屋へ三里、豆腐屋へ二里
や0201 山本健吉 十二の肖像画
や0301 山口 瞳選 競馬読本
や0401 八木義徳 家族のいる風景
や0501 山口文憲選 香港読本
や0601 山田智彦 水中庭園（毎日出版文化賞）
や0602 山田智彦 人間関係〈上〉
や0603 山田智彦 人間関係〈下〉
や0701 山本容朗選 今昔温泉物語 伊豆・箱根・関東篇
や0801 山田 稔 スカトロジア 糞尿譚
や1001 山川静夫選 歌舞伎読本
や1101 山田詠美 内面のノンフィクション
や1201 安井かずみ 贅沢に、美しく大人の女
や1202 安井かずみ 安井かずみのおしゃれ泥棒
や1301 矢島さら あなたがそばにいるだけで
ゆ0101 夢枕 獏編 釣りにつられて
よ0101 吉本隆明 空虚としての主題
よ0102 吉本隆明 マス・イメージ論
よ0103 吉本隆明 ハイ・イメージ論１
よ0104 吉本隆明 ハイ・イメージ論２
よ0202 吉行淳之介選 文章読本 ※
よ0301 横井 清 史話 中世を生きた人びと
よ0401 吉本ばなな キッチン（泉鏡花賞）
よ0402 吉本ばなな うたかた／サンクチュアリ
よ0403 吉本ばなな 白河夜船
よ0404 吉本ばなな対談集 フルーツ・バスケット
よ0405 吉本ばなな Ｂ級ＢＡＮＡＮＡ
よ0501 吉田知子 飛鳥の風
ア0201 アポリネール アポリネール傑作短篇集
ア0301 アレー 悪戯の愉しみ ※
ア1101 Ｃ・アンダーセン マドンナの真実
ア1201 Ｄ・アローン シンシア
ウ0201 ウォルシュ 焼けあとの雑草
ウ0601 ヴァレリー テスト氏
ウ0801 ウィンターフェルト カイウスはばかだ
ウ0901 イーヴリン・ウォー ポール・ペニフェザーの冒険
エ0301 マルセル・エイメ クールな男
エ0401 エリアーデ ホーニヒベルガー博士の秘密
エ0501 スティーヴ・エリクソン黒い時計の旅
カ0501 カフカ カフカ傑作短篇集
カ0701 ガルシン ガルシン短篇集
カ0801 ウェルウィン･Ｗ･カーツ魔女の丘
カ1001 カルボニエ 床屋医者パレ
カ1201 カルヴィーノ くもの巣の小道
キ0201 ルネ・ギヨ ミシェルのかわった冒険
キ0401 スティーヴン・キング 死の舞踏
キ1001 カレン・キエフスキー キャット・ウォーク ｷｬｯﾄ･ｺﾛﾗﾄﾞ事件簿ｼﾘｰｽﾞ
キ1002 カレン・キエフスキー カタパルト ｷｬｯﾄ･ｺﾛﾗﾄﾞ事件簿ｼﾘｰｽﾞ
ク0501 ジェイムズ・グレイディ雷鳴
ケ0201 リチャード・ケネディ ふしぎをもせたアリエル号
コ0201 コクトー 大股びらき
サ0301 サンドラール 世界の果てまで連れてって ※
シ0301 ジョイス ダブリンの市民
シ0601 ヘンリー・ジェイムズ 嘘つき
シ0701 シュトルム たるの中から生まれた話
シ1201 Ｗ・Ｗ・ジェイコブズ他イギリス怪奇傑作集
ス0201 スティーヴンソン スティーヴンソン怪奇短篇集
ス0202 スティーヴンソン 自殺クラブ ※
ス0301 スタインベック キャナリー・ロウ〈缶詰横町〉
ス0601 ウィルバー・スミス アフリカの牙
ス0701 ジョン・ストラレー 熊と結婚した女
ソ0101 Ｈ・Ｅ・ソールズベリーニュー・エンペラー（上）―毛沢東と鄧小平の中国―
ソ0102 Ｈ・Ｅ・ソールズベリーニュー・エンペラー（下）―毛沢東と鄧小平の中国―
チ0101 チェーホフ チェーホフ短篇集
チ0201 ライナー・チムニク 熊とにんげん
チ0202 ライナー・チムニク クレーン／タイコたたきの夢
チ0401 キトレッジ・チェリー 日本語は女をどう表現してきたか
テ0101 デンネボルク ヤンと野生の馬
テ0102 デンネボルク 小さなろばのグリゼラ
テ0201 リザ・テツナー 黒い兄弟〈上〉「ロミオの青い空」原作
テ0202 リザ・テツナー 黒い兄弟〈下〉「ロミオの青い空」原作
テ0301 ウィリアム・ディール 真実の行方
ト0501 ジェフリー・トゥリーズこの湖にボート禁止
ト0601 トルストイ トルストイ前期短篇集
ト0602 トルストイ トルストイ後期短篇集
ト0701 マーク・トウェイン アダムとイヴの日記
ト1001 トマス・パワーズ なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか〈上〉
ト1002 トマス・パワーズ なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか〈下〉
ト1101 ジョン・トレン・ヘイル欲望の虎
ナ0501 ナボコフ 賜物〈上〉
ナ0502 ナボコフ 賜物〈下〉
ハ0401 Ｊ・Ｇ・バラード 第三次世界大戦秘史
ハ0501 トールモー・ハウゲン 夜の鳥
ハ0901 リチャード・ハーマンJrドラゴン・ノワール作戦
ヒ0401 ピランデッロ 生きていたパスカル
フ0401 フォークナー エミリーに薔薇を ※
フ0601 フィリップ フィリップ傑作短篇集
フ0801 ファージョン 町かどのジム
フ1001 ブルックナー ジーノのあした
フ1101 アンヌ・フィリップ 丘の上の出会い
フ1201 Ａ･Ｖ･フォイエルバッハカスパー・ハウザー
フ1301 フロベール 三つの物語 ※
ヘ0101 ヘミングウェイ われらの時代に
ヘ0201 ペイトン 卒業の夏
ヘ0301 ベイツ クリスマス・ソング
ヘ0401 ジーン・ヘイガー レイヴンモッカーの呪い
ホ0101 ボウエン他 猫は跳ぶ イギリス怪奇傑作集
ホ0201 ホレーニア 白羊宮の火星
マ0201 マスパン 灰色の谷の秘密
マ0701 トム・マコックレン 風にのって走れ 白ギツネの谷の物語１
マ0702 トム・マコックレン 地にむかって走れ 白ギツネの谷の物語２
マ0703 トム・マコックレン 走れすばやく、走れ自由に 白ギツネの谷の物語３
マ0901 マッカラーズ 夏の黄昏
マ1001 アンドレ・マルロー 風狂王国 幻想短篇集
マ1201 ガルシア＝マルケス 青い犬の目
マ1202 ガルシア＝マルケスほか美しい水死人 ﾗﾃﾝｱﾒﾘｶ文学ｱﾝｿﾛｼﾞｰ
マ1301 Ｒ・Ｒ・マキャモン スワン・ソング（上）
マ1302 Ｒ・Ｒ・マキャモン スワン・ソング（下）
マ1401 Ｐ・マクドナルド マザーズ・デイ
マ1501 トマス・マッコール 凍てついた軌道
ミ0301 ヘンリー・ミラー 暗い春 ※
ミ0302 ヘンリー・ミラー 愛と笑いの夜 ※
ミ0701 Ｊ・Ａ・ミッチェナー バルセロナ物語 わが青春のスペイン１
ミ0702 Ｊ・Ａ・ミッチェナー アンダルシア物語 わが青春のスペイン２
ミ0703 Ｊ・Ａ・ミッチェナー マドリード物語 わが青春のスペイン３
ミ0801 Ｓ・ミルハウザー バーナム博物館
メ0101 メルヴィル タイピー〈ポリネシヤ綺譚〉
モ0301 モーパッサン モーパッサン怪奇傑作集
ラ0101 ラードナー ラードナー傑作短篇集
レ0101 Ｊ・Ｓ・レ・ファニュ ゴールデン・フライヤーズ奇談
レ0201 レッシング 一人の男と二人の女
ロ0201 ロルカ ニューヨークの詩人
ロ0301 ロートレアモン伯爵 マルドロールの歌
ロ0401 ロッドウェイ 妖精の国への誘い
ロ0501 Ｄ・Ｈ・ロレンス 乾し草小屋の恋―ロレンス短篇集―
ロ0601 Ｄ・ローゼンバウム ツァディク 異能の者
ロ0701 ケネス・ロイス テロルの日
Jｸ0201 エリザベス・グージ まぼろしの白馬 ※
Jﾄ0501 ジェフリー・トゥリーズ この湖にボート禁止 ※
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Mt. FUJI JAZZ FESTIVAL'87 / Maiden Voyage / Herbie Hancock(p), Bobby Hutcherson(vib)
2013年5 月31日 (金)
2013年4 月30日 (火)
【告知】BL俳句始めました
題して「BLな俳句」。
少年愛、男性の同性愛等をモチーフにした俳句を集めて鑑賞するだけの予定だったのが、自分もそのテーマで新作を作る羽目になり、10句ほど載せています。
連載の話をいただいたときは何をやるかは全然決まっていなかったので、ふざけたのも含めて幾つか案を出したら、なんと一番通りそうにない「BL」が通ってしまった。
担当者がそういう方面に（熱烈な）理解のある方だったのです（これ別に私がやらなくても、誰か腐女子俳人がやってくれればそれでよかった気もするのだが）。
「ふらんす堂通信」の入手法はHPでどうぞ。
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Joseph McManners - BRIGHT EYES
2013年3 月24日 (日)
【告知】日本現代詩歌文学館常設展、「ガニメデ」第57号その他
日本現代詩歌文学館（岩手県北上市）で「2013年度常設展―明日から吹いてくる風―2011.3.11と詩歌、その後」というのが始まり、拙句の（不味い字の）短冊も展示されています。一年間展示されていて、観覧無料。
それから「俳句αあるふぁ」2013年4・5月号に「白蛾」7句が掲載。
このところ毎号掲載の詩歌文藝誌「ガニメデ」第57号に「浜辺」50句掲載（「ガニメデ」は年3回刊。購入は三月書房へ）。
次号で訂正されるそうですが、こちらにも正誤表を載せておきます。
======================
・1段16行目
×買わした→○買わせた
・1段26行目
・1段32行目（最終行）
×六十億本の回転する曲がった棒→○六十億本の回転する曲がつた棒
・2段12行目
×ノノチ後ニシテモノ物ヲオモ思ハザリ→○Eichmann(あいひまん)ノノチ後ニシテモノ物ヲオモ思ハザリ
・2段13行目
×シュレディンガー音頭は夏を「に」→○シュレディンガー音頭は夏を「Ψ(プサイ)にΦ(ファイ)」
・2段14行目
×春水なる汝(な)を抱かんとす大気→○春水なる汝(な)を抱かんとす大気我(われ)
・3段7行目
×祖母の介護にあたって→○祖母の介護を経ての死別後
======================
「ガニメデ」第57号は、俳句では仁平勝、櫂未知子、阪西敦子、望月周、野口る理、小林千史、矢口晃、渋川京子が初登場（『俳コレ』組が多数）。最近の常連、林和清、鳴戸奈菜、恩田侑布子、増田まさみ、小野あらた、関悦史も引き続き登場で計14名。大体皆50句ずつ。
鯖雲のでこぼこつづく西日本 林 和清
雪達磨みんな男で融けており 鳴戸奈菜
初雪を部屋まで持つて来たものの 仁平 勝
西日濃しつばさを持たぬものを食べ 櫂未知子
女とはトンネルですよ冬の月 恩田侑布子
万華鏡鮫は素顔で泳ぎくる 増田まさみ
ストローを離れて丸き石鹸玉 小野あらた
ぼんやりと鮫に遅速やクリスマス 阪西敦子
春雷や木の洞ぬちに瘤太る 望月 周
万緑を密室として勝ちにけり 野口る理
竹の秋ひしぎの音の男山 小林千史
結婚は三回したし梅の花 矢口 晃
水餅や箱階段の現わるる 渋川京子
次号は筑紫磐井50句、佐藤文香100句との予告。
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Talking Heads - (Nothing but) Flowers
2013年3 月 3日 (日)
【告知】「俳句」のグラビアとかテレビとか
告知が幾つか。
まず、角川「俳句」3月号のカラーグラビア頁「わたしの宝物」に、妙な物（ツイッターでアイコンに使っているあれ）と一緒に出ています。
私は当初もうちょっとマトモな物を出すつもりだったのが、「オリビア」が編集者に気に入られてしまい。
それからテレビ出演がひとつ。
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『Ｅｄｇｅ2 ＜現実界（レエル）＞のほかに俳句なし －俳人・関悦史の世界－』
3月9日（土）22:00～22:30
放送局：スカイパーフェクトTV Ch.216 ベターライフチャンネル
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これは加入者しか視聴出来ないチャンネルらしいのですが、スマホでも見られるようになったとのこと。
普段は詩人を主に取り上げる番組で、俳人としては髙柳克弘氏に次いで2人目となるらしい。番組ホームページはあまり更新されていない。
三つ目はネット上での新連載。
週刊俳句のウラハイで、「水曜日の一句」というのを始めることになり、既に「スタート記念 前々々々夜祭」がアップされています。
頂いた句集で何も書けていないものが増える一方なので、連載での一句鑑賞となれば何とか書くだろうと。
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art of noise - Legs
2013年2 月 5日 (火)
【告知】「第三回田中裕明賞」冊子他
選考座談会から、吟行、授賞式の模様まで収録。
授賞式は少人数、顔見知りばかりの会食となり、ほとんど全発言が書き起こされているので、飲み会の実況のようなことになっている。
下の図版は、もう終わってしまったが、先月開かれていたグラフィック・デザイナー日下潤一氏の個展に出品された俳句の本の一つで、高山れおなさんが選んだ拙句4句に丹下京子氏が絵をつけたもの。
先週からインフルエンザの高熱でひどい状態だったが、ようやく起きられるようになった。
〆切を待ってもらっているものも含めて、何やかや溜まってしまった。
「スピカ」及びツイッターで、高柳克弘・神野紗希の入籍が発表になった。
ようやくといったところで、おめでとうございます。
（このお二人も授賞式に出席していただいています。）
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Sting - If You Love Somebody Set Them Free
2012年12 月 7日 (金)
【告知】スピカでの新連載、及び冊子『いわきへ』刊行
11月10日のトークイベントがともかく無事赤字も出さずに終了した後、具合が悪くなってしばらく更新出来ずにいた。
季節性情動障害の一種らしいが、眠気、疲労が普段に数倍してひどくなり、起きられているわずかな時間に身の回りのことだけなんとか片付けるという状態。昨日から多分脱したのだとは思うが。
＊
今月1日からスピカ内でSST＋U（榮猿丸・関悦史・鴇田智哉＋梅﨑実奈）の連載が始まった。
普段は梅﨑さんによる凝ったテーマ別SSTアンソロジーで、ときどき3人のラジオが入るという形式。
句のほうはまた3人での実験作で、作者名は「SSTbot」となっている（つまり疑似自動生成）。
これは大晦日まで続く予定。
連載開始と同時にツイッターで「SSTbot」のアカウントも出来てしまった。出来の悪いボットという設定なのでわけのわからないことばかり言っている。
＊
そしてもう一つの告知。
この秋（といっても残暑厳しい頃）に、いわき市復興支援ツアーに参加したのだが、その時の句を集めた冊子『いわきへ』が出来た。
数か月前、いわき市の駒木根淳子さんからツアーの参加者を募集しているとの呼びかけがあって、私がツイッターで拡散したら、四ッ谷龍、鴇田智哉、相子智恵、宮本佳世乃、太田うさぎ、菊田一平の各氏、及び私が参加することになり（ただし2回行ったうち、宮本さんは初回だけ、私は2回目だけ）、もともと吟行に行ったわけではないのに、戻ってきてから「句を作ろう」ということになって、四ッ谷さんが自腹で冊子を作り、売上（利益ではなく売上全部）を寄付に回すという話になったというもの（頒布希望の方は参加俳人7人の誰かにご連絡を。誰からでも購入出来ます）。
伝統行事と津波被災跡の両方が目玉のツアーだったのだが、被災規模の巨大さに言葉を失うのもさることながら、前者（伝統行事）を見れば「この地で頑張って復興してほしい」と思い、後者（津波被災跡）を見れば「爆発した原発間近に留まっていいのか」と思うという、分裂した反応を強いられることになる。
自分の家の被災ならまだしも、よその激甚被災地でもあり、大変に作りにくかったが、とにかく最低限の数を出句した（冊子にまとめる計画だというのを私は知らなかったので、いわきで作ったものを20句「ガニメデ」第56号に発表してしまったが、冊子用に後から別に33句作ったので「ガニメデ」発表分と重複はない）。
週刊俳句にツアーの写真が載せてある（その後、西原天気さんがウラハイに紹介記事を書いてくれた）。
＊
「ガニメデ」第56号の他、最近雑誌で発表になったものとしては「現代詩手帖」2012年12月号=現代詩年鑑2013に俳壇年間回顧記事を書いている。
また「澤」誌で1月号から半年間、澤俳句鑑賞を書かせていただく予定。
＊
それから（まだある）、先月増補版が出た正木ゆう子『現代秀句』で拙句《人類に空爆のある雑煮かな》が新たに採録された。
他に新たに採録された俳人は岩下四十雀、文挾夫佐惠、山本黄紫、大木あまり、高野ムツオ、細谷喨々、西村和子、永末恵子、田島風亜、櫂未知子、小川軽舟、高山れおな、宇井十間、高柳克弘、神野紗希、山口優夢ら17名18句（高野ムツオが2句）。
＊
（このブログ、運営会社が来年3月で従来の個人向けサービスを終了させてしまうらしい……）
季節性情動障害の一種らしいが、眠気、疲労が普段に数倍してひどくなり、起きられているわずかな時間に身の回りのことだけなんとか片付けるという状態。昨日から多分脱したのだとは思うが。
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今月1日からスピカ内でSST＋U（榮猿丸・関悦史・鴇田智哉＋梅﨑実奈）の連載が始まった。
普段は梅﨑さんによる凝ったテーマ別SSTアンソロジーで、ときどき3人のラジオが入るという形式。
句のほうはまた3人での実験作で、作者名は「SSTbot」となっている（つまり疑似自動生成）。
これは大晦日まで続く予定。
連載開始と同時にツイッターで「SSTbot」のアカウントも出来てしまった。出来の悪いボットという設定なのでわけのわからないことばかり言っている。
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この秋（といっても残暑厳しい頃）に、いわき市復興支援ツアーに参加したのだが、その時の句を集めた冊子『いわきへ』が出来た。
数か月前、いわき市の駒木根淳子さんからツアーの参加者を募集しているとの呼びかけがあって、私がツイッターで拡散したら、四ッ谷龍、鴇田智哉、相子智恵、宮本佳世乃、太田うさぎ、菊田一平の各氏、及び私が参加することになり（ただし2回行ったうち、宮本さんは初回だけ、私は2回目だけ）、もともと吟行に行ったわけではないのに、戻ってきてから「句を作ろう」ということになって、四ッ谷さんが自腹で冊子を作り、売上（利益ではなく売上全部）を寄付に回すという話になったというもの（頒布希望の方は参加俳人7人の誰かにご連絡を。誰からでも購入出来ます）。
伝統行事と津波被災跡の両方が目玉のツアーだったのだが、被災規模の巨大さに言葉を失うのもさることながら、前者（伝統行事）を見れば「この地で頑張って復興してほしい」と思い、後者（津波被災跡）を見れば「爆発した原発間近に留まっていいのか」と思うという、分裂した反応を強いられることになる。
自分の家の被災ならまだしも、よその激甚被災地でもあり、大変に作りにくかったが、とにかく最低限の数を出句した（冊子にまとめる計画だというのを私は知らなかったので、いわきで作ったものを20句「ガニメデ」第56号に発表してしまったが、冊子用に後から別に33句作ったので「ガニメデ」発表分と重複はない）。
週刊俳句にツアーの写真が載せてある（その後、西原天気さんがウラハイに紹介記事を書いてくれた）。
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「ガニメデ」第56号の他、最近雑誌で発表になったものとしては「現代詩手帖」2012年12月号=現代詩年鑑2013に俳壇年間回顧記事を書いている。
また「澤」誌で1月号から半年間、澤俳句鑑賞を書かせていただく予定。
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他に新たに採録された俳人は岩下四十雀、文挾夫佐惠、山本黄紫、大木あまり、高野ムツオ、細谷喨々、西村和子、永末恵子、田島風亜、櫂未知子、小川軽舟、高山れおな、宇井十間、高柳克弘、神野紗希、山口優夢ら17名18句（高野ムツオが2句）。
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（このブログ、運営会社が来年3月で従来の個人向けサービスを終了させてしまうらしい……）
2012年10 月26日 (金)
【告知】Reading＆Talk ［ナノポエトリーとマクロポエトリー］
以下、会場となる葉月ホールハウスの案内を転載。
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READING ＆ TALK
ナノポエトリーとマクロポエトリー
翻訳家。俳人。詩人。
気鋭三人の自作朗読と鼎談でめぐる
微小の詩学と普遍の詩学
２０１２年１１月１０日（土）
OPEN １８：００ START １８：３０
要予約 ２,０００円（＋1drink order）
出演
ジェフリー・アングルス
関悦史
田中庸介
コロッケそばの味は、味がわかる人にはわからない。と言うと、何だそれは、と御叱りを受けるかもしれないけれど、凍てつく冬の夜に、残業が夜更けまでかかり、中央線西荻窪駅に終電三鷹行きでたどり着き、さてこれから歩いて帰途につくのはしんどいなあ、どうしようかなあ、と思ったときに、目の前に出された一杯のコロッケそば。それは粉っぽいとか脂臭いとか胸焼けするとか言ってられず、もうそのコーンが、わかめが、青ねぎが、天使の味ですよ、べろりとはがれた衣が甘辛い汁に浮いたのを最後にすするのが、もんじゃ焼きとかそういうのと近い郷愁の味ですよ、だから伊達や酔狂でなく、本当に切羽詰まった時にしか、コロッケそばなどというものは味わいのあろうはずのないもので、昔の人の言った、食うべき詩、とはまさにこのことでしょうか、というような微小で微細なよしなしごとの詩学を、只今大活躍の翻訳家・俳人のお二人をお迎えして、自作朗読を交え楽しく語ります。［田中庸介］
＊後援＝思潮社+邑書林
＊協力=gallery cadocco ＊似顔切り絵=チャンキー松本
＊予約受付・お問合せ＝葉月ホールハウス（０３-５３１０-３５４６） または ［[email protected]］
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コロッケそばが本題とどう絡むのか、絡まないのかは、私もまだ全くわかりませんが、その辺どうなるのか知りたい方はぜひご来場ください。
今月は高山れおなさんと逗子の高橋睦郎さんのお宅に伺って、昼食を御馳走になった後、そのまま3人で銀座まで取って返して安井浩司「俳句と書」展とその懇親会に出たり、SST（榮猿丸・関悦史・鴇田智哉）の打ち合わせ（？）があったり、その他もろもろ、遠出する用事がやたら続いて若干バテております。
最近出たものとしては「詩客」からなぜか「私の好きな詩人」のコーナーが回ってきたので、ポーランドの現代詩人ズビグニェフ・ヘルベルトを紹介したり、同じ「詩客」の連載「日めくり詩歌 俳句」では野口る理の句を読んだりしています。
それから、まだこちらの手元には届いていませんが、山岡喜美子さんのブログによると、田中裕明賞特集の載った「ふらんす堂通信134号」が出た模様。
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PULSAR (1990)
2012年9 月22日 (土)
【告知】「俳壇」2012年10月号他
「俳壇」に「若手作家トップランナー」なるコーナーがあるのですが、いま発売中の10月号でそこに新作20句を発表。関悦史論を池田澄子さんが執筆してくださっています。
《どの作風を以てしても作者は現実を興味深く眺め、愚直でさえある。》
池田澄子さんご本人もリレー競詠33句に登場。
イエス・キリスト痛かったであろう青葉風 池田澄子
八月と言葉に出せば偲ぶ如し
保存版・俳壇誌上句集は選句・解説＝神野紗希で「富澤赤黄男」。
もう一誌。
「俳句あるふぁ」10-11月号が送られてきて、こちらでは小澤實さんに「新・秀句鑑賞29」で拙句《蝋製のパスタ立ち昇りフォーク宙に凍つ》を取り上げていただいています（さらに追加。「俳句」10月号の時評で押野裕さんが拙句集について書いてくれているらしい）。
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けいおん！ KRAFTWERK ｢TOUR DE FRANCE｣
2012年8 月31日 (金)
2012年8 月28日 (火)
【告知】松山巌さんのインタビュー転載他
去年（入手しにくい）「塵風」第4号に掲載された松山巌さんへのインタビューが、週刊俳句に転載されました。
3回の分載になるとのこと。
あと角川「俳句」9月号の特集、「覚えておきたい！秋の名句100選」で、「感覚」10句の選・鑑賞を担当しています。
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David Sylvian - Red Guitar (HQ)
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