中田剛を代表とする俳誌「白茅(はくぼう)」が創刊された。副代表坂内文應、編集長羽野里美。
季刊誌で、創刊号は70頁。
安井浩司と長谷川櫂がそれぞれ祝句1句と近詠抄5句を寄せ、招待作家作品に黛執、ながさく清江、さらに特別作品に秋篠光広、藺草慶子、岩田由美、酒巻英一郎、鴇田智哉、中岡毅雄、永末恵子、南うみをが並ぶ。
連載陣が代表・中田剛の「妄想反芻」、青木亮人「俳句と、まわりの景色」、大倉宏「絵のなかの自然」、白尾嘉規「〈波瀾/波蘭〉の国のジャズはどう響くか?」、林浩平「アート・スパイラル・ノート」、坂内文應「瓢鯰日記」、に上原誠一郎の随想という豪華さで、俳誌というよりは出版社のPR誌にも似た雰囲気。
それと「皁莢(さいかち)集」という会員作品欄(10句ずつ)と、「刈安(かりやす)集」という坂内文應選句欄(5句ずつ)。
罌粟かざし合う遮那業の少年ら 安井浩司(「近詠抄」から)
白といふ一字たふとし大旦 長谷川櫂(「近詠抄」から)
殻割ると埃あげたり落花生 中田 剛
補筆せん菫の色のインクもて 坂内文應
以下、招待作家作品(15句)から。
貨車一輌おぼろの中に置き去らる 黛 執
鳥交る甕のまはりのいつも濡れ ながさく清江
以下、特別作品(7句)から。
ひるがほに表札がすり減ってゆく 鴇田智哉
あをぞらのまだつめたくて桜餅 中岡毅雄
原子炉を麓に熊の眠れるか 南うみを
西日本の俳誌各誌に出ずっぱりの印象のある青木亮人の連載「俳句と、まわりの景色」第1回は、写真と俳句の類似と相違についてのエッセイ。
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Beethoven Piano Sonata No 31 A♭ major Op 110 Rudolf Serkin
季刊誌で、創刊号は70頁。
安井浩司と長谷川櫂がそれぞれ祝句1句と近詠抄5句を寄せ、招待作家作品に黛執、ながさく清江、さらに特別作品に秋篠光広、藺草慶子、岩田由美、酒巻英一郎、鴇田智哉、中岡毅雄、永末恵子、南うみをが並ぶ。
連載陣が代表・中田剛の「妄想反芻」、青木亮人「俳句と、まわりの景色」、大倉宏「絵のなかの自然」、白尾嘉規「〈波瀾/波蘭〉の国のジャズはどう響くか?」、林浩平「アート・スパイラル・ノート」、坂内文應「瓢鯰日記」、に上原誠一郎の随想という豪華さで、俳誌というよりは出版社のPR誌にも似た雰囲気。
それと「皁莢(さいかち)集」という会員作品欄(10句ずつ)と、「刈安(かりやす)集」という坂内文應選句欄(5句ずつ)。
罌粟かざし合う遮那業の少年ら 安井浩司(「近詠抄」から)
白といふ一字たふとし大旦 長谷川櫂(「近詠抄」から)
殻割ると埃あげたり落花生 中田 剛
補筆せん菫の色のインクもて 坂内文應
以下、招待作家作品(15句)から。
貨車一輌おぼろの中に置き去らる 黛 執
鳥交る甕のまはりのいつも濡れ ながさく清江
以下、特別作品(7句)から。
ひるがほに表札がすり減ってゆく 鴇田智哉
あをぞらのまだつめたくて桜餅 中岡毅雄
原子炉を麓に熊の眠れるか 南うみを
西日本の俳誌各誌に出ずっぱりの印象のある青木亮人の連載「俳句と、まわりの景色」第1回は、写真と俳句の類似と相違についてのエッセイ。
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Beethoven Piano Sonata No 31 A♭ major Op 110 Rudolf Serkin
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