本3冊が同時に出ました。
1,週刊俳句編『俳コレ』(邑書林・1,890円)
『新撰21』『超新撰21』に続く、新たな俳句の作り手・読み手を発掘する俳人アンソロジーの第3弾。
今回はウェブマガジン「週刊俳句」編となり、収録作家22人の100句を他の俳人が撰して小論を書くという趣向になっています。
私は野口る理さんの選句・小論執筆と、巻末の池田澄子さん、岸本尚毅さん、上田信治さん、髙柳克弘さんとの合評座談会で参加。
今月23日にはもはや恒例行事と化した出版記念の大忘年会「竟宴」が催されます。
2,週刊俳句編『子規に学ぶ俳句365日』(草思社・1,500円)
こちらは『虚子に学ぶ俳句365日』に続く若手俳人たちによるわかりやすい鑑賞本の第2弾。
執筆陣は相子智恵、上田信治、江渡華子、神野紗希、関悦史、髙柳克弘、野口る理、村田篠、山田耕司の9名(前回より増員されています)。子規に関するコラムページも充実。
ちなみにスピカで買うとおまけがつくらしい。
3,関悦史句集『六十億本の回転する曲がつた棒』(邑書林・2,100円)
私の第一句集が出ました。
少々破格の796句を収録。
帯文=安井浩司、帯裏の選句=黒田杏子、栞=松山巌の各氏という、ほとんど脈絡のわからない望外にして法外な取り合わせを得ての刊行です。
カバー装画にはヒエロニムス・ボス「快楽の園」を使用。
被災後であることもあって製作資金が潤沢でなかったため(というより正直刊行を一度断念した)、多くの援けを得て形になったものの、献本があまり出来ませんでした。
興味のある方はぜひご購入をお願いします。
初版在庫が尽きた後の入手は難しくなると思います(ご注文はこちらの邑書林のページへ)。
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オスカー・シュレンマー - トリアディック・バレエ(BT 1970_Tercera parte_Negra.m4v )
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