閑中俳句日記（別館） －関悦史－

【告知】朗読イベント「Support Your Local Poet 番外編」他

来たる2月18日（日）、朗読イベント《Support Your Local Poet 番外編「川口晴美と、詩と遊ぶ～『Solid Situation Poems』発売記念」》というのに出ます。詩人・歌人・俳人入り乱れての、虚構の特殊な状況ばかりを描いた作品の朗読会。

私は「女子校生」になりきって作った句を読みます。
「現代詩手帖」に発表した後、『Solid Situation Poems』という冊子にまとめられたもの。

 

日時＝2018年2月18日（日）14:00～17:00（開場13:30）
会場＝スパイラル9F「スパイラルルーム」
出演＝川口晴美、タケイ・リエ、関悦史、岩川ありさ、尾久守侑、柴田千晶、渡辺玄英、望月遊馬、浦歌無子、橘上、黒瀬珂瀾、北爪満喜、松本てふこ、佐藤弓生、広瀬大志、山田亮太、そらしといろほか
料金＝1,500円（＋１D）
定員＝40名

 

　　　　　　＊

 

それから、2月26日（月）NHK総合テレビで放映される「超絶 凄ワザ！」という番組の、AIと人類の俳句対決のパートに、坊城俊樹さん、神野紗希さんとともに審査員として出ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

【告知】福田若之×関悦史 ｢悦子の部屋 in 根岸・西念寺 自生地のはずが寺中でごろ寝」

　週刊俳句の方にもすでに同じ内容の告知が上がっていますが、福田若之さんとトークイベントをやりますので、ご都合つく方はどうぞ。

 

　　　　　　＊

 

3月4日（日）

『自生地』刊行記念

第一句集『自生地』（東京四季出版）を刊行した
福田若之さんにいろいろ聞くトークイベントを開催します。

西念寺の本堂をお借りし、後半は出演者ともども、
来場された方々にも全員寝っ転がっていただいて
ごろごろお話しする予定です。

 

【出演者プロフィール】
福田若之（ふくだ・わかゆき）
1991年東京生まれ。「群青」、「オルガン」に参加。ウェブマガジン『週刊俳句』運営メンバー。句集に『自生地』（東京四季出版、2017年)、『二つ折りにされた二枚の紙と二つの留め金からなる一冊の蝶』（私家版、2017年）。共著に『俳コレ』（邑書林、2011年）。

関悦史（せき・えつし）
俳人。1969年生まれ。句集『六十億本の回転する曲がつた棒』（田中裕明賞）、『花咲く機械状独身者たちの活造り』。評論集『俳句という他界』。共著『新撰21』『超新撰21』『俳コレ』他。芝不器男俳句新人賞奨励賞、俳句界評論賞。「BLな俳句」（『ふらんす堂通信』）、共同通信社の俳句時評他連載中。

出演：福田若之（俳人）
　　　関悦史（俳人）

日時：2018年3月4日（日）
　　　15:00～17:00（14:30開場）

場所：〒110-0003 東京都台東区根岸3丁目13-17　西念寺

入場料：500円

 

 

 

 

 

 

 

【雑録】謹賀新年

　1月ももう9日ですが、あけましておめでとうございます。本年もよろしく。

　年末年始はだいたい体調おかしくなっていることが多いのですが、今年は特に酷く、右足に謎の痛みが出て歩行不能になっていたこともあって、年賀状を出すのを完全に諦めてしまいました。年賀状くださった方、もうしわけありません。

　昨日ようやく、今年初めて外出できるところまで来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【告知】「翻車魚」創刊＆文フリ

　佐藤文香さんと私の二人同人誌「翻車魚（まんばう）」の創刊号ができた（らしい。佐藤宅にあるので私はまだ見ていない）。

 

　11月23日の第25回文学フリマ東京の、復活した短詩系ユニット「guca」（太田ユリ＆佐藤文香）のブースで一緒に売られることになる。一冊一冊、赤い題字のスタンプを手捺しして販売するらしく、私も売り子を手伝う予定。個人的には初文フリとなる。

 

　他に「週刊俳句」ブースでは第二句集の『花咲く機械状独身者たちの活造り』と、発掘できたら第一句集『六十億本の回転する曲がつた棒』も何冊か持っていく。

 

　それから、数年前から毎号50句出していて、この度終刊号となる「ガニメデ」vol.71も、文学フリマ前日に届きそうなので、これも間に合ったらどちらかに持っていく。

 

　「里」の次号（2017年12月号）の「リアル」特集にも寄稿しているのだが、これは刊行が文フリに間に合うかどうか微妙。

 

 

 

 

 

 

 

 

【告知】イベント「数学俳句」

　二日間ぶっとおしの数学イベント「MathPower」。

 

　去年一回限りで終わりかと思いきや、今年も行われることになり、横山明日希さんと私の「数学俳句」コーナーもまたやることになりました。

 

　日時は2017年10月7日18:00～19:00、場所は青山・スパイラルホールにて。参加費 1000円。

 

　事前投句はもう締め切ってしまいましたが、「ガウス」その他の数学用語を詠み込んだ句を、当日も募集します。

 

　ツイッターからハッシュタグ「#数学俳句投句」を付けてツイートしてください。

 

　当日来られない方には「ニコ生」での中継もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【雑録】超ひまつぶし鼎談ほか

　去る9月16日に第2回姨捨俳句大賞の公開選考会があり、候補は出席が必須というので、小澤實、筑紫磐井、仲寒蟬、司会・島田牙城の各氏による選考を聴きに行ってきたが、受賞は倉田明彦句集『青羊歯』に決まった。

 

　候補作は以下の6点だった。

・岡田耕治句集『日脚』（邑書林）
・折勝家鴨句集『ログ・イン・パスワード』（ふらんす堂）
・倉田明彦句集『青羊歯』（紅書房）
・関悦史句集『花咲く機械状独身者たちの活造り』（港の人）
・中村安伸句集『虎の夜食』（邑書林）
・山口昭男句集『木簡』（青磁社）

 

　交通費は最低額が支給されたし、受賞は難しいと思っていたので、翌日観光しようと思っていたが台風が接近。中村安伸さんと上田城の入口付近を見たところで雨が降ってきて引きかえし、そのまま帰宅となった。

 

　　　　　　＊

 

　「週刊俳句」に、小津夜景さん、竹岡一郎さん、私の「超ひまつぶし鼎談」全3回が上がった。

　第3回は拙句集について。

　竹岡一郎さんは拙句の字余り句などの韻律について、パイライトの結晶のように感じるという。

 

　　　　　　＊

 

　先月、審査に行った第20回俳句甲子園の模様、Eテレの「俳句甲子園2017」等は終わってしまったが、明日21日の「プレバト」で放映されるらしい。

　決勝戦の中継動画はまだYouTubeに上がっている。

 

 

 

 

 

 

 

【告知】女子高生になりました。

　最近出たものの告知をまとめて。

 

　　　◆

 

　まず『現代詩手帖』8月号から。

 

　川口晴美さんから詩手帖編集部ごしに「ボクの依頼を受けて女子高生になってよ！（大意）」というわけのわからない連絡が来たので、ただちに受けて女子高生になりました。→「現代詩手帖」8月号【川口晴美と、詩と遊ぶ―アンソロジー1】

 

　女子高生を詠め、ではなく、女子高生になりきって詠めという注文で、舞台となる女子高の設定が妙に細かい。

 

　いわく《東京近郊にある古い校舎の女子高校（偏差値は高くも低くもなく、かなりばらつきがあって有名大学に進学する生徒もいれば卒業後すぐに結婚したり行方知れずになってしまう生徒もいる）に通っている２年生》。

 

　参加した詩人・歌人・俳人はタケイ・リエ、関悦史、岩川ありさ、尾久守侑、森山恵、柴田千晶、渡辺玄英の7名で、このページだけレイアウトが全然違って凝っているのでそこも注目。

 

　この川口晴美さんが企画した誌上アンソロジー、「女子高」以外にも二つテーマがあり、そちらも引き続いて詩手帖に載る模様です（私が参加したのは「女子高」だけ）。

 

　　　◆

 

　『俳句』8月号には【反戦特集　平和の礎となった俳句】の頭のエッセイを書いています。

 

　戦前戦中を通じての平和を感じさせる句についてといった依頼だった気がするのだが、『昭和俳句作品年表』を読んでいるうちに、やや予想外な方向へ話が行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

　　　◆

 

 

　『俳壇』8月号には【特集 俳句の力を問い直す～戦禍・天災を超えて】に体験的震災エッセイを書いています。災害の最中の句作にはどういう意味があるのかといった話。

 

　『俳句』と『俳壇』の8月号ではそれぞれ〈戦争と俳句〉〈災厄と俳句〉みたいな硬いテーマの文章を書いているのに、同時発売の『現代詩手帖』8月号では女子高生になっているという変な状態になった。

 

 

 

 

　　　◆

 

　『ガニメデ』vol.70（2017年8月）には、「飛ぶ影、歩く影」という50句連作が載っています。久々にカタカナ書き中心の虚構性の強いもの。

 

　それ以前の分の告知はこちら。

 

　あと、去年に引きつづいて俳句甲子園の審査委員長を仰せつかったので、来月また松山に行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

【雑録】小津夜景『フラワーズ・カンフー』を祝う会のご案内

　私も発起人になっている、小津夜景さんの句集『フラワーズ・カンフー』の出版記念会ですが、まだ若干空きがあるようです。小津さんのブログ参照。

　参加を希望の方は、幹事の太田うさぎさんまでご連絡を（[email protected]）。

 

 

 

 

 

 

【小津夜景『フラワーズ・カンフー』を祝う会】

● 日時　2017年7月22日（土）　17:30開場　18:00開始
● 場所　ピッツァサルヴァトーレクオモ四谷
JR四ツ谷駅四ツ谷口徒歩約3分、東京メトロ四ツ谷駅3番出口徒歩約3分
新宿区四谷1-24　三井ガーデンホテル四谷1F　　03-3355-7765
● 会費　6,000円（学生4,000円）

●〔発起人〕上田信治　岡野泰輔　西原天気　佐藤りえ　関悦史　鴇田智哉　福田若之　宮本佳世乃　柳本々々
●〔幹　事〕太田うさぎ　近恵

● 会場地図はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【告知】関悦史×小津夜景トークイベント 他

 

　去る21日に拙著2冊『花咲く機械状独身者たちの活造り』『俳句という他界』の出版記念会がありました。若い俳人の皆さんの協力で開催できたものです。

 

　その前の15日、紀伊国屋書店での夏井いつきさんとのトークイベントも盛況でした。

 

　ご来場いただいた皆さま、まことにありがとうございました。

 

　次のイベントの告知ですが、小津夜景さんとトークイベント《「悦子の部屋・番外編　フラスコワークの実験室」『フラワーズ・カンフー』（ふらんす堂）田中裕明賞受賞記念》というのをやることになりました。

　下北沢のB&Bで、7月15日15:00～17:00です。

 

　ここまでで、とりあえず「花独活」「他界」絡みのイベントは終わりのはず。

 

 

 

 

 

　以下は、他に最近出たもの等の告知です。

 

・「俳句界」2017年6月号のグラビア記事「私の一冊」に、エッセイと写真が出ています。

 

・テレコムスタッフ制作のアート・ドキュメンタリー番組「Edge2」の私の出演回、「関 悦史篇 《現実界》のほかに俳句なし〜俳人・関悦史の世界〜」の動画が番組ホームページで公開されました（短縮版らしい）。

　紹介文をつけてくれたのは髙柳克弘さん。

 

・生駒大祐さんが創始したSNS「ポエクリ」で、堀下翔さんとともに選句欄を担当し始め、その第1回が公開されています。

 

・第3号の刊行が遅れ続けていた同人誌「クプラス」は、集まっていた記事をそっくり今週の週刊俳句に引き取ってもらい、それを以て終刊となりました。なので記事はだいたい一年以上前に書かれたもの。私の句に至っては、「クプラス」刊行が遅れている間に、句集の方に先に入ってしまった。オリビアが出まくっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・追記

　「俳句」2017年6月号「特別記念作品5句＋エッセイ 俳句の未来」及び付録冊子『現代俳人名鑑Ⅱ さ―の』に、それぞれ句と短文を出しています（後者は自選10句）。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【告知】関悦史 × 夏井いつき 「俳句のフロンティアから」

夏井いつきさんとトークイベントをやります。

 

『花咲く機械状独身者たちの活造り』（港の人）刊行記念トークイベント　関悦史 × 夏井いつき 「俳句のフロンティアから」

 

日時：2017年5月15日（月） 19：00開演／18：45開場
会場：紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
定員：50名　※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
参加料：1,000円

 

詳細はこちら→「本屋で.com」