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2020年8月ふらんす堂
『火の貌』は篠崎央子(1975 - )の第1句集。跋文:角谷昌子。
著者は「未来図」同人。
伝票のうつすらと濡れ鱧料理
葉牡丹の紫締まる逢瀬かな
東京は玻璃の揺りかご花辛夷
新しき靴若草に溺れさす
猪が来てゐる音楽の時間
森に入るやうに本屋へ雪催
竜となるまで素麺をすすりけり
うなづくも撫づるも介護ちちろ鳴く
新社員昼餉の風に透けてゆく
泉てふ村の最も暗き場所
青柿や人消えやすき蔵の町
肋骨に花火の音の溜まりゆく
化粧して人形となる月夜かな
自転車を漕ぎ水鳥を羨みぬ
火の貌のにはとりの鳴く淑気かな
※本書は著者より寄贈を受けました。記して感謝します。
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