「船団」(代表:坪内稔典)第102号(2014年9月)から。
特集は「俳句とインターネット」。座談会が二つあって、高齢層組の方はそれぞれネットをどう使っているか、もう一組の方は、ネットで何が出来るかといった話。
他に第6回船団賞発表あり。
わたくしも金魚も水曜日な気分 工藤 惠(船団賞受賞作から)
私はマメ科に属す月冴ゆる 渡部ひとみ(船団賞候補作から)
ブラジャーをしている感じだが立春 芳野ヒロユキ(船団賞候補作から)
ペンギンと桜を足したような人
泣く迷子泣かない迷子芒原 藤井なお子(船団賞候補作から)
銀杏散るみんなかばんは襷掛け 児玉硝子(船団賞候補作から)
夏に入る若い歯科医へ口あけて 池田澄子
色もなく「寂兮寥兮(かたちもなく)」て昼花火 辻 久々
細胞は万能春風は単調 坪内稔典
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Jimmy Smith - Jazz Scene USA (1962)
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