SSTこと、榮猿丸、関悦史、鴇田智哉の3人でトークイベントをやることになりました。
鴇田智哉句集『凧と円柱』がついに刊行された記念イベントということで、来月10月13日、紀伊国屋書店新宿本店にて開催。
《『凧と円柱』についてのお話をはじめ、お三方の俳句のことや普段聞けないようなことまで、さまざまな質問でSST俳句を大解剖していきます。彼らを追えばこれからの日本の俳句が見えてくる! どうぞ、お楽しみください。》
これは紀伊国屋の梅﨑実奈さんが司会をやってくれるらしい。
梅﨑さんは、おととしの「スピカ」の連載のときに「SST+U」という形でたいへんにお世話になったというか、むしろ地の文ほとんど全部書いてもらったというくらいの方なのだが、私は今回が初対面となる。
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紀伊国屋新宿本店とは別に、紀伊国屋新宿南店では「ふらんす堂フェア」が開催されているらしく、今まで「友の会」会員しか手に入らなかったPR誌『ふらんす堂通信』などもまとめて販売されているとのこと。
そちらでは私の写真も書店POPに入っているようだが、見に行けていない。
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ついでに最近出た主なものの告知。
角川『俳句』9月号の「大特集・これは名句なのか?」で、私も8句分ほど鑑賞を担当しています。
書きにくい特集で、こういうところで検討対象として挙がってくる時点で全部名句と言ってしまってもいいようなものなので、あえてハードルを高めに設定しました。
その前月の8月号では特集「教科書に載せたい一句」に、短文を付けて《誰かまた銀河に溺るる一悲鳴》河原枇杷男を挙げています。
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『豈』56号には筑紫磐井『21世紀俳句時評』の書評を書いていて、若手特集の一環として、筑紫磐井さんによる関悦史論も一緒に載っています。
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『ku+(クプラス)』第2号も、原稿を先月渡してしまったので、そのうち出来るはず。
あと今のところ発表してしまっていいのかどうかかよくわからない企画が何件かあり。
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中村裕氏が8月27日の「赤旗」の俳句時評欄に「週刊俳句」第376号(2014年7月6日)に出した拙句を取り上げてくださったのだが、引用に一句誤記があった。紙面で《汗や地下を嗄(か)れし喉して帰る》となっている句は、正しくは《汗や地下を嗄れし喉として帰る》で、「と」が脱落している。あとルビは振っていなかったが、「嗄(しはが)れし」と読ませるつもりだった。
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どてらYMO / RYDEEN / Yellow Magic Orchestra
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