歌誌「井泉」(編集発行・竹村紀年子)第57号(2014年5月)から。
招待作品に太秦女良夫(うずまさ・めらお)の俳句15句「飛花落花」。
リレー評論「現在の批評はどこにあるか」、今号は関悦史、さとうますみ。
特集は《春日井建没後10年「春日井建の1冊」》。
碧眼の転入生や花水木 太秦女良夫(招待作品)
今日の運勢「煩悩の魔力に要注意」庭木々に光(て)る大寒の陽よ 石原伸子
初めてのスキーの折に買いし靴水が浸みきて御払箱に 梅村千枝子
ブルドーザーでむき出しになったあかるさのつくられた町に呼吸している 加藤ユウ子
檜垣、泥眼、姥、山姥、般若の面、並ぶ女の息苦しくも 松野登喜子
大量虐殺(ジェノサイド)時さへたてば嘘となるたつぷり降れよ三月の雪 山下好美
*****************************************************
Art Blakey's Jazz Messengers and Special Guests - Leverkusen Jazzfest Oct. 9, 1989
コメントを投稿
コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。
アカウント情報
(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。