「鷹」(発行:小川軽舟)2014年3月号から。
黒澤あき緒による俳句時評が御中虫『関揺れる』を取り上げていた。震災からもうじき丸三年だが、最近ご覧になったらしい。
「晴子百句」の連載を終えた奥坂まやによる飯島晴子総論「ひとりの修羅」等掲載。
鯉割きて鯉真紅なり寒の入 小川軽舟
オルガンの鍵盤堅し冬木の芽
寒卵置くや分母は線の下 細谷ふみを
海原は覇者のしづけさ寒夕焼 奥坂まや
煮凝りのあるうれしさや旅づかれ 布施伊夜子
星空はおほきな時計山眠る 南十二国
火に寄りて股間けぶりぬ雪の杣 岡本雅洸
ふくろふのわが眼見入りてをるらしき 永島靖子
かへすべき文たまりたる屏風かな 髙柳克弘
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Scritti Politti Boom! There She Was 80s eighties
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