豆句集『みつまめ』その二粒目(2013年立夏号)から。
参加者は井上雪子、梅津志保、西村遼の3名。
奥付には他にプロデューサーとして吉野裕之、「スペシャル・サンクス」として浦崎真子の名がクレジットされている(それぞれ短歌と俳句でゲスト参加らしい)。
15句ずつの句作発表の他、3人で計6句を取り上げる鑑賞欄が付く。
文庫版で16ページの小冊子。
夕暮れに飛び立つかたちシクラメン 梅津志保
必要とされぬ社会の鯉のぼり 井上雪子
鳥雲に入りて大連から電話 西村遼
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『みつまめ』一粒目(2012年立冬号)も見つかったので、そちらからも。
一粒目との違いは、鑑賞欄がまだなく、代わりに各人の「はじめまして」の挨拶文が入っている点。
ゲストの2人は同じ顔ぶれだが、こちらでは両人とも俳句3句ずつ(連吟?)での参加。
秋高くして校庭のかつて海 西村遼
ニュータウン白く交叉し夏の坂 梅津志保
台風の腕延びて来て転校生 井上雪子
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XTC - Mayor Of Simpleton (UK version)
コメント
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