「里」は2011年10月号が最新号である。
半年間刊行が途絶しているわけではなく、だんだん遅れてずれていったのを、合併号を出したりせずに遅れたまま時差を埋めていっているためで、この号が出たのが先月(2012年2月)なのだ。
新企画「探花聞香」という書き下ろし作家論が始まって、第1回は谷口智行による前登志夫論。
やがて空も波打際となってしまう 男波弘志
薩摩いも丸く揚がれば平和かな 木綿
図書館でふられた記憶夏の果 翠 雲母
長き夜の穴を増やしてゆく画鋲 小豆澤裕子
梨全て出したる箱の新聞紙 上田信治
瑞西より無味の光や草の花 佐藤文香
月の夜の地中に下ろす縄梯子 谷口智行
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Levent Yüksel - Yeter Ki Onursuz Olmasın Aşk
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