俳句とは全然関係がないのだが、「Tokyo graffiti」12月号という、およそ縁遠そうな雑誌になぜか私の書いたものも載っているので、一応告知。
これ、専業のライターではなく、大勢の一般人をその都度集めて原稿を書かせる雑誌らしくて、私の場合も、若い編集者が某SNSでの私の書き込みだけを見、こちらの氏素性を全く知らないまま急に依頼してきた。
表紙画像のとおり「恋愛読書」なる特集だが、新旧不問で2冊ほど本を選び、個人的な恋愛観の類もからめて紹介せよ(100字)という、無茶といえば無茶な話で、3日かそこらしかなかったことから、手近に現物があったもの、読み返さなくてもどうにかなるもので書いてしまった。
私に割り当てられたのは「エッセイ」である。
意外と何も思いつかなくて、結局挙げたのは、江戸川乱歩の「恋と神様」を収録した『悪人志願』と、眉村卓の『妻に捧げた1778話』(新潮新書)。
前者は自分が読んだ講談社・江戸川乱歩推理文庫版で挙げておいたのだが、今は光文社文庫版のほうが手に入りやすいか。
いずれにせよ、いかにも恋愛エッセイといった雰囲気の本ではどちらも全然ないのだが、これはもう書き手に私を選んでしまったのがミスマッチだったと諦めてもらうよりほかにない。
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眉村卓原作/りんたろう監督『迷宮物語』第1話・前半(Neo Tokyo Labyrinth part 1 of 2)
眉村卓原作/りんたろう監督『迷宮物語』第1話・後半(Neo Tokyo Labyrinth part 2 of 2)
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