「手紙」は越智友亮、生駒大助、中山奈々の3人で始めた雑誌だが、今号から福田若之が加わった。
次号から越智が就職活動で一時抜けるため誘い入れたらしい。
以前、創刊の挨拶が週刊俳句に載っていたが、紙の冊子をごく限られた相手に一方的に(?)送り届けた後、時差をつけてその内容を電子版で公開していく方針のようだ。
後記によると第1通のときは原則手渡しだったようで、これは私ももらっていない。
エッセイが各1篇、今号は福田若之が西原天気句集『けむり』について、中山奈々が島田刀根夫句集『白秋』『玄冬』『青春』について、越智友亮が橋本多佳子句集『信濃』について、生駒大助が四ッ谷龍の個人誌「むしめがね」第19号について書いている。
作品は各人7句。
林檎に歯形 銃から“BANG”とかかれた旗 福田若之
福田若之の作品は「十月のゴッサムシティから」と題されている。
『バットマン』を最近観たようだ。
水澄みにけり先生と遊びたし 中山奈々
子供の遊びを描いた句が並んでいる。
こういう感覚をよく覚えているなと思う。本当に子供のままだったら「水澄む」などという季語はつけられないが。
廃墟か歴史か冬たんぽぽの葉のかたし 越智友亮
こちらは「わたらせ渓谷鉄道より」と題する一連から。
そういえば最近桐生に行っていたようなツイートもあった気がする。
かみあり月刃物屋と寝て怒られる 生駒大助
これは最近何があったのだろう?
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勅使河原三郎 - ガラスノ牙(Saburo Teshigawara_Glass Tooth)
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