「草樹」第36号(2011年11月号)から。
句集特集として『耳目』(塚田佳都子)、『微風』(神久美子)、『遠国抄』(林亮)、『記憶』(宇多喜代子)、『洛南』(妹尾健)が取り上げられ、それぞれ自選20句と鑑賞文が載っている。
七月や道の真ん中より乾く 星川淳代
八人の子の名卒塔婆に野分晴 前田典子
玄関の右と左に蚊遣香 野尻信子
自治会は何かと団扇配りけり 山田由紀子
わが傘に入りし螢をつれ歩く 北野 妙
十薬の花の匂ひを描きたる 黒住昌子
「新歳時記通信」を発行している前田霧人の一文が随想欄にあり、初句集が上梓されるらしい。
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1935年(昭和10年)東京の貴重なカラー映像
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