角川の『2011年版俳句年鑑』でも「【今年の評論】俳句想望と昭和想望…高山れおな」に取り上げられていて、気になっている人も少なからずいるのではないかと思われる勝原士郎氏の水際立った時評集『拾う木の実は――同時代俳句不審紙』(2009年)だが、北宋社という連絡の取りにくい出版社から出たこともあって、刊行当初から入手が少々難しかった。
著者の勝原氏本人とお話する機会があったので、入手難の現状をお知らせし(勝原氏はネットを見ない)、読むべき人の手にあまり行き渡っていないのではないかと言ったところ、勝原氏から、自宅にかなり残っているので然るべき相手に謹呈したい、送るべき人に心当たりがあれば紹介してほしいとの申し出を受けた。
私の思い至らない先も多々あることだろうし、知人であっても誰がどの本を持っていないかは一々訊かなければわからないので、ここで進呈希望者を募集する。
残部数がどれだけあるのか、正確なところがわからないので、全員の希望に沿うことが出来るかはわかりませんが、ぜひ読みたいという方は私宛にメール([email protected])で送付先住所をご連絡ください。先着順一覧表にして勝原氏に取次ぎます(受付〆切:1月31日(日))。
なお『拾う木の実は――同時代俳句不審紙』の内容については豈weeklyを参照。
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