去る8月19日から21日まで松山で第19回俳句甲子園が開かれ、私も行ってきた。
そのウェルカムパーティーの折に、高校生たちから部誌を3点ほどもらってきたので、そこから抄出する。
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改札を抜ければ夏至の潜水艦 石丸響子(愛媛県立松山東高校「金平糖」No.6から)
日焼子の背にひとすぢの真水かな 光藤多恵
散らばった空暮れ残す潮干かな 山根未久
秋の日を受け答案の以下余白 森川大和(顧問)
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祖母が摘み親父が食べる苺かな 大地(洛南高校「夢椿」第6号から)
日記買う私が私を好きなうちに 悠凪
コカコーラよりもペプシ派天の川 夕星
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青色の舌に祭りの余韻かな 二村葉月(愛知県立幸田高校「文芸幸田」26号から)
コメント
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