「遊牧」(代表:塩野谷仁)2014年6月号から。
夜桜に自分が居なくなる予感 田浪富布(特別作品20句から)
穴掘っておそろしくなる花の下 直江裕子(特別作品20句から)
コンビニの前を通つて卒業す 栗林 浩(特別作品20句から)
ステーキを食べる子のごと山笑う 大谷昌弘
万骨の覚め始めたる花筏 大畑 等
花の夜の芯のところのガラス質 黒澤雅代
少女いまパセリのような春休 佐々木幸子
土耳古石ひとつ孕んで春の山 塩野谷仁
地獄耳六つ並んで花の昼 下山田禮子
ちなみに一句目、直接関係ないのだが、BL方面に「桜にさらわれる」という定番ネタがある。
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W. A. Mozart - Symphony No. 41 "Jupiter" in C major (Harnoncourt)
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