「船団」(代表:坪内稔典)第99号(2013年12月)から。
特集は「船団100号物語」、居酒屋での放談会の模様など他誌ではあまり見られない乗りの記事。
蜥蜴の尾トライアングルの音がして 小枝恵美子(特集「船団賞の人々」から)
毛布かぶってUFOをかたる会 塩見恵介(特集「船団賞の人々」から)
赤鱏というおとなしきものも喰ふ 星野早苗(特集「船団賞の人々」から)
ドーナツのようにつながる去年今年 丸山 真
風死して鳥葬に付す秋葉原 伊藤五六歩
蟹の目に離ればなれの夏の空 谷さやん
むらさきの泪の果ての花すすき 鳥居真理子
編集後記の「エンジンルーム」に坪内氏、六月末に喀血し、九月下旬に胃がんのため胃の摘出手術の記述。
後記執筆時点で術後六十日目(体調が元に戻るのは約百日後と言われているらしい)。
《かなり復調して、ほぼ何でも食べることができるようになっている。もっとも、まだ体力不足ですぐに疲れる。大学の講義は初めているが、カルチャー教室などは年内いっぱいは休む。》
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XTC-THE DISAPPOINTED
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