「堊」(発行:高石直幸)2013年12月号から。
初見の雑誌。
「冬の句」欄に『新撰21』から拙句《まだ夢を見てゐる牡蠣を食ひにけり》が引かれたので送ってもらえた。
A5で36ページ。
創刊3年目となる2月号で飯田龍太特集を予定しているらしい。
ポアンカレ予想のことをかじけ猫 高石直幸
大字や小字や秋の女郎蜘蛛 大隈チサ子(特別作品)
方言のごつごつと水澄みにけり
鉄骨の髄まで秋の入日あり
流木にたてがみありぬ鰺の旬
包丁のさび浮き上がる野分かな 西野陽子
ここからは海一望の穴まどひ
雲の上を雲の流るる秋扇 原 桐子
今しがた了えし稲刈り小雨降る 山角和代
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Herbie Hancock - Rockit
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