「ジャム・セッション」第2号(2012年12月)から。
週刊俳句で一度紹介した、江里昭彦と中川智正による同人誌。
今回は望月至高が連作「ウルトラマン有情」でゲスト参加。
ウルトラマン飛べば眼下に霧の塔 望月至高
すきま陽を求めて曲がる切り花よ 中川智正
永き夜は深海となり鼓動聞く
波ははや穹(そら)の青さに疲れたり 江里昭彦
海鳴りに枕ふたつはさみしけれ
中川智正の「すきま陽を…」には、「切り花でさえ、独房のわずかなすきまの日ざしの方へ、曲がっていく。」との前書きあり。東京拘置所内での外とのやり取りの厳しさを描いたエッセイも掲載。他人への伝言は一切できないという。
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