「俳句四季」では「最近の名句集を探る」という座談会が続いているのだが、その20回目、2012年6月号で、茂根さんの『BABYLON』、青柳明子氏の『柳絮降る』(これ、読んでいない)とともに拙句集も取り上げられた。
座談会出席者は齋藤愼爾、依光陽子、神野紗希、司会=筑紫磐井の各氏。
このなかでことに正鵠を射ていると思ったのは、依光陽子さんの以下の発言だった。
《関さんの句は知的操作が施されているように見えますが、案外作者は何も考えていないのかもしれない。》
この雑誌、B5判と俳句雑誌としては大きめで、観光名所の写真がふんだんに入っている。今号では「曹洞宗功山寺国宝仏殿」「諏訪」「門司港」など。
壮健な人はあまり気にも留めまいが、健康や懐具合の問題で、もう二度と旅行など出来ないものというつもりになって、こういう絵葉書みたいな写真に見入ると、また全然味わいが違ってくる。
高齢者、入院者にとっては思いのほか大事な要素なのかもしれぬ。
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観光特急A列車で行こう&指宿のたまて箱
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