11月10日のトークイベントがともかく無事赤字も出さずに終了した後、具合が悪くなってしばらく更新出来ずにいた。
季節性情動障害の一種らしいが、眠気、疲労が普段に数倍してひどくなり、起きられているわずかな時間に身の回りのことだけなんとか片付けるという状態。昨日から多分脱したのだとは思うが。
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今月1日からスピカ内でSST+U(榮猿丸・関悦史・鴇田智哉+梅﨑実奈)の連載が始まった。
普段は梅﨑さんによる凝ったテーマ別SSTアンソロジーで、ときどき3人のラジオが入るという形式。
句のほうはまた3人での実験作で、作者名は「SSTbot」となっている(つまり疑似自動生成)。
これは大晦日まで続く予定。
連載開始と同時にツイッターで「SSTbot」のアカウントも出来てしまった。出来の悪いボットという設定なのでわけのわからないことばかり言っている。
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そしてもう一つの告知。
この秋(といっても残暑厳しい頃)に、いわき市復興支援ツアーに参加したのだが、その時の句を集めた冊子『いわきへ』が出来た。
数か月前、いわき市の駒木根淳子さんからツアーの参加者を募集しているとの呼びかけがあって、私がツイッターで拡散したら、四ッ谷龍、鴇田智哉、相子智恵、宮本佳世乃、太田うさぎ、菊田一平の各氏、及び私が参加することになり(ただし2回行ったうち、宮本さんは初回だけ、私は2回目だけ)、もともと吟行に行ったわけではないのに、戻ってきてから「句を作ろう」ということになって、四ッ谷さんが自腹で冊子を作り、売上(利益ではなく売上全部)を寄付に回すという話になったというもの(頒布希望の方は参加俳人7人の誰かにご連絡を。誰からでも購入出来ます)。
伝統行事と津波被災跡の両方が目玉のツアーだったのだが、被災規模の巨大さに言葉を失うのもさることながら、前者(伝統行事)を見れば「この地で頑張って復興してほしい」と思い、後者(津波被災跡)を見れば「爆発した原発間近に留まっていいのか」と思うという、分裂した反応を強いられることになる。
自分の家の被災ならまだしも、よその激甚被災地でもあり、大変に作りにくかったが、とにかく最低限の数を出句した(冊子にまとめる計画だというのを私は知らなかったので、いわきで作ったものを20句「ガニメデ」第56号に発表してしまったが、冊子用に後から別に33句作ったので「ガニメデ」発表分と重複はない)。
週刊俳句にツアーの写真が載せてある(その後、西原天気さんがウラハイに紹介記事を書いてくれた)。
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「ガニメデ」第56号の他、最近雑誌で発表になったものとしては「現代詩手帖」2012年12月号=現代詩年鑑2013に俳壇年間回顧記事を書いている。
また「澤」誌で1月号から半年間、澤俳句鑑賞を書かせていただく予定。
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それから(まだある)、先月増補版が出た正木ゆう子『現代秀句』で拙句《人類に空爆のある雑煮かな》が新たに採録された。
他に新たに採録された俳人は岩下四十雀、文挾夫佐惠、山本黄紫、大木あまり、高野ムツオ、細谷喨々、西村和子、永末恵子、田島風亜、櫂未知子、小川軽舟、高山れおな、宇井十間、高柳克弘、神野紗希、山口優夢ら17名18句(高野ムツオが2句)。
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(このブログ、運営会社が来年3月で従来の個人向けサービスを終了させてしまうらしい……)
季節性情動障害の一種らしいが、眠気、疲労が普段に数倍してひどくなり、起きられているわずかな時間に身の回りのことだけなんとか片付けるという状態。昨日から多分脱したのだとは思うが。
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今月1日からスピカ内でSST+U(榮猿丸・関悦史・鴇田智哉+梅﨑実奈)の連載が始まった。
普段は梅﨑さんによる凝ったテーマ別SSTアンソロジーで、ときどき3人のラジオが入るという形式。
句のほうはまた3人での実験作で、作者名は「SSTbot」となっている(つまり疑似自動生成)。
これは大晦日まで続く予定。
連載開始と同時にツイッターで「SSTbot」のアカウントも出来てしまった。出来の悪いボットという設定なのでわけのわからないことばかり言っている。
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そしてもう一つの告知。
この秋(といっても残暑厳しい頃)に、いわき市復興支援ツアーに参加したのだが、その時の句を集めた冊子『いわきへ』が出来た。
数か月前、いわき市の駒木根淳子さんからツアーの参加者を募集しているとの呼びかけがあって、私がツイッターで拡散したら、四ッ谷龍、鴇田智哉、相子智恵、宮本佳世乃、太田うさぎ、菊田一平の各氏、及び私が参加することになり(ただし2回行ったうち、宮本さんは初回だけ、私は2回目だけ)、もともと吟行に行ったわけではないのに、戻ってきてから「句を作ろう」ということになって、四ッ谷さんが自腹で冊子を作り、売上(利益ではなく売上全部)を寄付に回すという話になったというもの(頒布希望の方は参加俳人7人の誰かにご連絡を。誰からでも購入出来ます)。
伝統行事と津波被災跡の両方が目玉のツアーだったのだが、被災規模の巨大さに言葉を失うのもさることながら、前者(伝統行事)を見れば「この地で頑張って復興してほしい」と思い、後者(津波被災跡)を見れば「爆発した原発間近に留まっていいのか」と思うという、分裂した反応を強いられることになる。
自分の家の被災ならまだしも、よその激甚被災地でもあり、大変に作りにくかったが、とにかく最低限の数を出句した(冊子にまとめる計画だというのを私は知らなかったので、いわきで作ったものを20句「ガニメデ」第56号に発表してしまったが、冊子用に後から別に33句作ったので「ガニメデ」発表分と重複はない)。
週刊俳句にツアーの写真が載せてある(その後、西原天気さんがウラハイに紹介記事を書いてくれた)。
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「ガニメデ」第56号の他、最近雑誌で発表になったものとしては「現代詩手帖」2012年12月号=現代詩年鑑2013に俳壇年間回顧記事を書いている。
また「澤」誌で1月号から半年間、澤俳句鑑賞を書かせていただく予定。
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それから(まだある)、先月増補版が出た正木ゆう子『現代秀句』で拙句《人類に空爆のある雑煮かな》が新たに採録された。
他に新たに採録された俳人は岩下四十雀、文挾夫佐惠、山本黄紫、大木あまり、高野ムツオ、細谷喨々、西村和子、永末恵子、田島風亜、櫂未知子、小川軽舟、高山れおな、宇井十間、高柳克弘、神野紗希、山口優夢ら17名18句(高野ムツオが2句)。
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(このブログ、運営会社が来年3月で従来の個人向けサービスを終了させてしまうらしい……)
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