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2008年11 月12日 (水)

コメント

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野村麻実

まず、句集の題名そのものが凄くステキですよね。
装丁も綺麗です。(本物は見ていないけれど)


天の川ここには何もなかりけり

天の川は美しく見えるけれど、何もないのか。
天の川が美しくて他に何も目に入らないほどであるのか。
ここにはなにもなくて、天の川のなかにとんでいきたいほどなのか。

いろいろ鑑賞の仕方があるんでしょうけれど、私はこの句が素直に心にスッと入ってきます。


オリオンに殺気漲り旅了る

これもいいなぁ。


高山れおなさまが、「いい句集ですよ」とお褒めになるだけのことはありますね。
とても綺麗でいい雰囲気を持った句集だと感じ入りました。
  
  

遠雷や死は気紛れに齎(もたら)され
魂匣(たまばこ)の流れ着くなり実朝忌

がこのなかでは私の一番ですo(^-^)o

野村麻実

あ、ごめんなさい。
なんだか睡眠不足と過労のせいか(と言い訳)非常に
語彙力不足のコメントになってしまいました。

関悦史

>野村麻実さま

句集の題名自体が五七五になっているというのは珍しいですね(実質101句目?)。

天の川の句は一読した際、この世界では求めているものは手に入らないという、象徴化された無念さのようなものを感じましたね。

オリオンの張り詰めた形を殺気と見るのはちょっと意表をつかれた感じですが、これもスッと納得できます。

ご多忙中のところをコメントありがとうございます。
睡眠はなるべくとってくださいね。

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